おやぢの部屋2
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川内萩ホール6 音響実験
 「萩ホール」の「音響実験」に行ってきました。なかなか人が集まらなくて苦労しているということだったので、出来る限り協力してあげようという気になっていたところが、間際になって申し込みが殺到して逆に「お断り」しなければいけない事態になってしまったというように、常に手際の悪さが露呈してしまうのは、このホールの宿命なのでしょうか。それでも、いつだかのこけら落としのように座席券を機械的に前の方から配布する、というようなことはなく、「音のよい」ところから先着順に割り振っているようになっていたのは、わずかな進歩でしょうか。でも、5時半の開演、4時半の受付開始ということだったので、4時半少し前に着いたときには、すでに受付は始まっていてかなりの人がロビーに入っていました。それでも、私の席は3番目に音の良い2階の左サイド(黄色の3番)だったので、一安心です。
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 しかし、初めて満席の2階席に座ったのですが、ここの座席の間隔は昔と全く変わっていないのですね。考えてみれば、1列ごとに床にかなり急な段差が付いていますから、それを直すだけの余裕はなかったのでしょうね。それと、ロビーからここに来るまでの通路がものすごい急勾配、開場したのが5時だったので、ロビーいっぱいにあふれていたお客さんがそこに殺到したものですから、ちょっとおっかない感じでしたよ。
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 ステージの上には無指向性のスピーカーが置いてあり、客席のあちこちには、ダミーヘッドとレベルメーターが設置されています(↓)。あとはホールが「満席」になれば準備完了、なのでしょうが、まだまだ最前列とか2階席の左端などはガラガラ、と思っていると、なんだかいかにも学生っぽい団体が列をなして入ってきて、すっかり埋まってしまいました。どうやら、高校あたりに大動員をかけたようですね。
 5時ちょうどに、まず音響設計の鈴木先生のお話が始まります。この時点で、私の目に付くところでは下手のバルコニーに少し空席がありました。
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 先生のお話は、最初は前の「内覧会」の時と全く同じネタでした。しかし、あの時は時間もあまりなかったので細かいことは省略したようで、今回はもっと詳しい話になっていました。その時にスクリーンに出てきたのが、改修前の記念講堂内部の2枚の写真です。これが欲しかったので、こちらのコンテンツに使わせていただきました。同じアングルの新旧ホール、これだったら今回の工事の様子が一目瞭然です。
 そして、本日のメインイベント、音響実験が始まります。と思ったら、2分程度で全ての「実験」が終わってしまいました。ステージのスピーカーからちょっとした音を出すだけ、あとは、それぞれの場所でとらえた音を解析するのでしょう。ちょっと聴いた感じでは、残響に低音成分がずいぶん含まれているような感じでした。落ち着いた音に聞こえるのはそのせいなのでしょうか。この頃にはさっきの空席もすっかり埋まって、完全に「満席」になっていました。きっと満足のいくデータが取れたことでしょう。
 最後は、漆原啓子さんと、野平一郎さんの演奏で、バッハ、ドビュッシー、ベートーヴェンというプログラムの「スペシャル・コンサート」。この楽器の組み合わせは、すでに2回聴いていますが、今回は満席と言うことで、空席の時ほどの豊かな響きはなかったような気がします。しかし、私が座っていた2階席まで、演奏家の息づかいが良い意味でも悪い意味でもきちんと伝わって来たというのは、やはりここがまれに見る良い音響のホールである証しなのでしょう。早く、オーケストラなどの大編成の音を聴いてみたいものです。つまらないことですが、コンサートが始まっても実験で使った紙やケーブル(矢印)がステージの上に残っていたのは、ちょっと興ざめ。
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by jurassic_oyaji | 2008-12-11 20:35 | 禁断 | Comments(0)