おやぢの部屋2
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SATC
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 日本語でタイトルを書くのをはばかれるドラマ「SATC」の映画版が、早くもWOWOWで放送されました。何と言っても、これに備えて6年分、94本のドラマを全て見終わったばかりですので、見逃すわけがありません。
 しかし、最近のこの手の映画だとまず1時間半ぐらいの尺のものが、2時間を超える「大作」だったのには、ちょっと驚きました。でも、考えてみればドラマ版はそれこそ何十時間もかかるわけですから、これでも短かかったのかもしれませんね。確かに、4人分のエピソードを丹念に描いていたら、これだけの時間は必要なのかもしれません。いや、それだけではなく、このドラマ、そして映画に必要なのは、本筋に関係のないファッションのカットですから、長いのも当たり前。言ってみれば、アクション映画での戦闘シーンやカーチェイスのようなものなのでしょう。
 出演者は、ドラマでのレギュラー陣が全て出ていた、というのが嬉しいところですね。だれか1人が欠けたり、代役が出てたりしていたら、ぶちこわしになっていたところでした。キャリーの友達のハゲとか、シャーロットの友達のチビといったゲイ仲間もしっかり出演していましたからね。実は私、この2人が大好きだったのでした。
 反対に、映画だけに出ていたのが「ドリームガールズ」でブレイクした新人ジェニファー・ハドソン、この人もその映画ですっかりファンになってしまっていましたから、これも嬉しいところ。しかも、キャリーの秘書ですからなかなか重要な役どころ、最後になって明らかになる「秘密」の仕掛け人にもなるのですからね。もっとも、この「仕掛け」は、私にはすぐに分かってしまいましたがね。
 ドラマでの雰囲気をそのままに、プロットもかなり行き当たりばったりなものでした。つまり、そもそもこの物語にはロジカルな筋立てなどは必要ないのだ、ということを再確認です。キャリーは、ミスター・ビッグに結婚式をドタキャンされた原因が、ミランダが彼に言ったことだと知って激怒するわけですが、それは単なるきっかけに過ぎなかったことは、キャリーはその時には分かっていたはず、親友と絶交するほどの怒りにつながるはずはないと思うのですが、どうでしょう。いや、それは、それほどの怒りでも、親友だからこそ時間が経てば修復出来る、という、このドラマの哲学の単なるお膳立てだったのかもしれませんがね。それよりも、サマンサがスミスと別れることになった経緯の方が、まだ現実味があるのでは。ほんのちょっとしたことで、大切だと信じていたものが突然つまらなく思えるのはよくあることです。
 それにしても、キャリーはなんと年を取ってしまったことでしょう。ドラマではかろうじて「可愛さ」が保たれていましたが、この映画ではもはやそれは歴然としています。特に、ノーメークに近い状態でいたときの老けようといったら。それを隠すためのドラマより格段に念入りのメーク、それがとてもつらく思えてしまいます。ただ一人、サマンサだけは実年齢よりはるかに若く見えたのは、なぜなのでしょう。
 続編の制作が具体化しているそうですが、それはちょっと危険だな、とは思いませんか?
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by jurassic_oyaji | 2009-05-13 21:37 | 映画 | Comments(0)