おやぢの部屋2
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合唱コンクール東北大会
 先週の週末は、一泊で秋田に行ってきました。秋田なんて、学生時代に合唱団の演奏旅行でいったきり、もちろんその頃は新幹線なんてありませんから、ずいぶん遠くまで行ってきたような記憶があります。ですから、その初めての「秋田新幹線」に乗るのが、一つの楽しみでした。いや、厳密には「東京までの秋田新幹線」には、何度も乗っています。つまり、「東北新幹線」と呼ばれている「はやて」の後ろには、いつでも6両ほどの「秋田新幹線」がくっついていて、「はやて」が満席の時にはこの「こまち」に乗って東京まで行くことも良くあったのです。しかし、今回は「秋田までの秋田新幹線」という、文字通り初体験となります。ちょっと興奮しますね。
 仙台から盛岡までの車窓からは、よくこのあたりを車で走っていたときに見えた景色が反対の立場で見えていました。そして、いよいよそこから東北新幹線に別れを告げて、秋田方面の線路となります。話には聞いていましたが、これは「ミニ新幹線」という中途半端なタイプのもので、盛岡までは正規の新幹線のスペックなのですが、そこから先はなんと在来線と同じものになってしまうのですよ。ですから、まわりの景色はぐっと近くに寄ってきて、刈り取りが始まっている田んぼなどは、すぐ目の前に迫ってきます。しかも、この線路はそれこそ昔秋田に行ったときに乗った田沢湖線そのものですから、単線、途中で車両のすれ違いのために乗り降りのない駅で停車する、などという、およそ「新幹線」とは思えないようなローカルなたたずまいです。
 このけったいな新幹線のとどめは、秋田の一つ前、大曲駅を出るときでした。なんと、そこからは車両全体が後ろ向きに走り出したのですよ。まるで、この間東京で乗った東急世田谷線のようなものですね。いや、これは6両全体の座席が全て後ろを向いているのですから、なんとも異様です。車内の表示では、「座席を回転させても結構です」などと出ていますが、そんなことをしたら後ろにいた見知らぬ人と「ご対面」しなければなりませんしね。この指示は、全ての人が回転させることが前提になっているのでしょう。
 後ろ向きに到着した秋田駅は、なんだかとてもおしゃれな建物になっていました。改札を出てすぐのところに立っていたのが、この竿灯です。まさに秋田の象徴ですね。もう少し先には、なんと「生あきたこまち」があの扮装で立っていて、チラシかなんかを配っていましたよ。
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 同じ新幹線で、同じ合唱団の同じパートの人だけが、なんと4人も乗っていたことがその時点で判明、土地勘のありそうな人を先頭にホテルまで歩きます。会場のある千秋公園の前を通ってしばらく行くと、とても道幅の広い通りに出ました。ここがよくテレビに出てくる竿灯の会場なのですね。なんだか、そんな夏祭りのためだけに作ったのではないか、と思えるほど、走っている車が少なかったのが、いかにも秋田。途中で、その日の練習会場が見える、と、その土地勘さんが言うので広~い道路の反対側を見てみたのですが、そんな「なんとかセンター」みたいな建物は見当たりません。いや、確かにそこにあることはあったのですが、近くに行かなければ分からないような、個人住宅のようなところでした。
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 次の日は、午前中はなんの予定もなかったので、今回の目的地、こんなお堀端にある秋田県民会館へ歩いて向かいます。コンクールの東北大会ですね。
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 実は、大昔に秋田に来たときにも、この同じホールでコンサートを行っていました。それは当時でもかなり古ぼけたホールだったような気がしていたのですが、今回中に入ってみてびっくり。椅子や内装がいつの間にか大幅にリニューアルされていたのですね。ただ、この壁に貼ってある壁紙が少し浮いて隙間が出来ているあたりが、ちょっとかわいそう。
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 ここの着替え場所で黒服に着替え、大学の部を聴きます。それが終わって外に出ると、他に2人ほど仲間がやはり出てきたので、3人でタクシーに乗って、その日の練習会場へ向かいます。いくらなんでも歩いては行けないところなので、相乗り、ちょうど3人で割り切れる990円で着きました。
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 そこは、○価学会のなんとか会館というところ、前の日とは比べものにならないほど豪華な会場です。畳敷きにグランドピアノ、というのがすごいですね。
 練習が終わるとさっきとは逆のコース、渉外係の人がしっかりタクシーを呼んでくれていたので、今度は4人ずつの相乗りです。さっき乗ったのと同じ人と乗ったら、その人は「さっき来るときは990円で来たよ」などと言っています。運転手さんはそのプレッシャーに負けて、本当はもっとかかったのに、990円でメーターを止めてくれましたよ。秋田市内は一方通行が多い関係で、必ずしも往復同じ運賃にはならないのですね。
 本番まではかなり時間があったので、まわりを散策、すぐ向かいにあったユニークな屋根の形をした建物は美術館。これは確かに記憶にありました。その前には、ちょっとキモい藤田嗣治の胸像がありましたね。
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 本番では、県大会と同じく、2人のコンパニオンが付きます。県大会とは違って、しっかり全曲暗譜、楽譜も持たないで歌ってみました。私的には格段のグレードアップでしたが、やはり県大会とはレベルが違ったのでしょう、かろうじて銀賞の末席を汚した、という、まあ穏当な結末でした。
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 演奏も終わり、写真撮影、ホールの横手に写真屋さんが控えていて、終わるなりひな壇に立たされます。
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 この人は全体ではなく部分的に撮っていたカメラマン。
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 それからすぐ着替えて、これから演奏する団体を聴こうと思ったら、あとは宮城県勢が2つだけでした。
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 最後のチームがこちら、うちの団とのかけもちがたくさんいるところで、去年は惜しくも全国大会進出を逃したのですが、こんなかっこいい演奏を聴かせても(県大会よりはるかにこなれて素晴らしい演奏でした)やはり上位3団体の中に入ることは出来ませんでした。これは2階席から撮ったのですが、すぐ脇に有名な銀髪の審査員の方がいらっしゃいましたっけ。こういう方には、この合唱団の良さは理解できないのかも。
 ここに出ていた愚妻を待って、駅に着いたらもう発車間近、夕食の駅弁を買おうと思ったら全て売り切れでした。仕方がないので車内販売に期待。ところが、回ってきたカートにはサンドイッチしかありません。なんでも、すでにデッキにいるうちに弁当は売り切れてしまったのだとか。コンクールに出た人が、みんな買っていったのでしょうね。残念、サンドイッチで我慢です。もっと時間があれば駅ビルで比内鶏の親子丼でも食べたかったのですが、あきらめましょう。きっとタマネギが入ってなかったでしょうし。
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by jurassic_oyaji | 2009-09-30 10:29 | 禁断 | Comments(0)