おやぢの部屋2
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アイーダ
 きのう親戚の結婚式があったので、東京まで行ってきました。有明にあるホテルで式を行ったので、我々のように遠くからやってきた人は、同じホテルに泊まることになります。新橋駅から「ゆりかもめ」に乗っていくと、いつか行ったお台場の観覧車などの脇を通ったあとに、東京ビッグサイトが見えてきて、その向かいが目指すホテルでした。なんか、ビビってしまいます。
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 黒い礼服姿の若い人達がたくさん歩いてくるので、さすが、いっぱい結婚式があるのだな、と思ったら、それはビッグサイトで開催されている就活のイベントへの参加者でした。
 若いカップルが、自らプロデュースしたのだという披露宴は、なかなか楽しいものでした。司会が、ホテル専属の村瀬なんたらという割と有名な声優の人、トム・クルーズばりのカクテル・ショーなども披露してくれて盛り上げてくれます。
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 夜中まで親戚たちの二次会に付き合わされて寝不足のところを、せっかく東京まで来たのだと、「劇団四季」の「アイーダ」を見に行きました。とは言っても、この演目は特に見たかったというものではなく、その日の予定を調べたら適当なものはそれしかやっていなかったので選んだ、というだけのものです。少し居眠りモードの体調で、最後まで起きていることが出来るか、不安です。
 しかし、全く期待していなかったそのミュージカルは、なんとも素晴らしいものでした。終わった瞬間には「すごすぎる!」とさえ思ってしまったほどです。これは、機会があったらぜひとも劇場で味わって頂きたいものです。ネタバレになってしまうので細かいことを書けないのが(いや、絶対になにも知らないで見た方が心を打たれるはずです)残念ですが、これはヴェルディの「アイーダ」と同格に語ることの出来る作品です。というか、言ってみればヴェルディ版の「スピンオフ」という感じですね。あちらでは、幕が開いたときにはラダメスはアイーダにラブラブ・モードになってしまっていたのですが、こちらでは、そこに至るまでの経過が丁寧に描かれます。最初のシーン、船に乗せられて連れられて来るところなどは、帆船を模したセットがまるで「トリスタン」を思わせるものでした(いや、その前のシーンこそが最も重要なものだったのですがね)。
 もちろん、ミュージカルですからサービス旺盛なダンスのシーンはてんこ盛りです。でも、これだって考えてみればヴェルディ版の凱旋行進のシーンが持っていたサービス精神と何ら変わるところはないわけですしね。ミュージカルだけのキャストというのも登場して、人間的な憎愛や葛藤ははるかに細やかに描かれます。アムネリスなどは、なんとおいしい役になっていることでしょう。
 最後の最後のシーンで、私が予想していたのと全く同じ結末が登場したときには、感激のあまり涙が止まらなくなってしまいました。なんという素晴らしいエンディング、ディズニーの作り出す絶妙のプロットを、甘く見てはいけません。こういう形のハッピー・エンドだってあるのですね(ネタバレか)。
 キャストも全員がとても素晴らしい歌を聴かせてくれました。誰一人としてレベルの低い人がいないというのが、すごいところです。アイーダ役の濱田さんは、「ウィキッド」でも素晴らしかったですよね。ラダメスの金田さんも、最近この役を始めたばかりだと言うことですが、素晴らしい声、この2人のデュエットは最高でした。
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by jurassic_oyaji | 2009-11-08 23:34 | 禁断 | Comments(0)