おやぢの部屋2
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ぴょんぴょん舎
 土曜日から結婚式のために東京に行ったときには、ちょうどうまい具合に12000円で3日間乗り放題というパスが発行されていました。年に数回、それぞれ10日間ぐらいしかやってないので、たまたま用事があるときにそれにあたるとほんとにラッキー、な思いが出来ます。7月に金沢や富山に行ったときにも、それが使えたので行ったということでしたし。でなければ、金沢なんてまず行くこともなかったわけで、まんまとJRの思うつぼにはまったことになりますね。
 今度の東京行きは、2日間楽しい思いをして帰ってきましたが、考えてみたらまだ1日分パスが残っていました。6枚まで買える座席指定券も、まだ2枚しか使っていませんから、それを使わないのはもったいない、という、変な貧乏人根性がはたらいて、仕事が終わったあとに新幹線で盛岡まで行ってこようと思いました。愚妻が去年のコンクールで盛岡に行ったときに連れて行かれた焼き肉屋の冷麺がすごくおいしかったので、タダで食べに行きたいと言ったものですから。いや、タダなのは交通費だけで、料理代はしっかり払わなければいけないのですがね。そんなわけで、盛岡までの往復の指定券を買ってもまだ余っていたので、もし帰りに乗り遅れたときのために、一つ遅い列車の指定券も買って、盛岡まで小旅行です。
 前もってネットで場所を調べておいたので、駅前にあるその「ぴょんぴょん舎」というお店はすぐ分かりました。中に入ると広い吹き抜けになっていて、客席は2階にもあります。階段の途中に古いストーブやタンスなどが置いてあって、ちょっとレトロな感じ、全体の内装はモダンなので、絶妙のコーディネート、かなりおしゃれですね。
 私は、韓国料理よりは焼き肉、ですから、お肉を注文、それは、今まで食べたことのないような柔らかなお肉でした。ハラミ(横隔膜ですね)などは、仙台のかなり立派なお店で食べたときにはとても硬かったという印象があったのですが、これは全く別物、まるでカルビみたいにとろけるような柔らかさです。
 頼んだ肉はすぐなくなってしまったので、少し値段の安い盛り合わせを追加注文したら、それも柔らかさは全く変わりませんでした。安い肉でもしっかり吟味しているのですね。これで、今回のパスは、フルに使い切りました。
 ところで、土曜日に仙台を発つときに、発車の時に流れる音楽を録音してみました。もちろん、M10を使ってです。この間の女声合唱団の時に伴奏をしていた榊原さんがこの曲を作っていたのだということを聞いて、「なるほど」と思ったものですから。これはだいぶ前から使われていたものなのですが、聴くたびにその発車音楽にあるまじき壮大なスケール、言い方を変えれば強いメッセージ性に、強い違和感をおぼえていました。発車ベルの代わりなのですから、なにも考えさせられることのないような音楽の方が、こういう用途には合っているのではないか、と。
 録音してみたものを聴き返してみると、それはものすごいノイズに覆われていました。逆に、実際に録音してみて初めて気が付いたのですが、駅のホームというのはほんとにやかましいところなのですね。停車中の新幹線は、「ゴーゴー」という低周波のものすごい音をたてていますから、それがもろに音楽にかぶっているのですよ。EQを使って低域を少しカットしたら少しは聴きやすくなりましたが、それでもちょっと聴き取りにくいかもしれません。こちらで、私の言う「メッセージ性」を確かめてみて下さい。
by jurassic_oyaji | 2009-11-11 00:10 | 禁断 | Comments(0)