おやぢの部屋2
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支倉常長が聴いた西洋の調べ
 ヴォルフガング・ワーグナーが亡くなったそうですね。享年90歳という大往生、この長寿社会、別に珍しいことではありませんが、彼の場合亡くなる直前まで「現役」を貫いていたのですから、もはや世間から忘れられてしまった「過去の偉人」の死亡記事とは、重みがまったく違います。もちろん、彼、並びに常に並列で語られていた彼の兄の「業績」が、その記事を飾るのは当然のことです。しかし、その「兄」に関しては、「『新バイロイト様式』の創始者」という今までのプロフィールが繰り返されているのも、やはり当然のことなのでしょうね。いくらそれをひっくり返すような事実が明らかになったといっても、それが世間に認められるまでには、まだまだ時間が必要なのでしょう。
 そんなドイツの片田舎のスキャンダルには縁がなくとも、62万石の城下町、仙台の「偉人」に関しては、なにかとつながりが出てきたりします。何といっても、彼を主人公にしたオペラが作られたりしているのですからね。前にも書いたことですが。そのセクハラ、ではなくハセクラ(支倉)常長つながりのイベントが、来月開催されます。
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 この人はキリスト教を広めようとしていた藩主伊達政宗の命を受けて、ヨーロッパまで行ってローマ法王に会ってきた、という偉い人なのですが、使命を果たして意気揚々と帰ってきたら彼の故国はキリスト教を認めない国になっていた、という、なんとも間抜けな結末の持ち主です。
 それはともかく、彼が実際にヨーロッパに行ったのは間違いのないことなので、その時にもしかしたら聴いたかもしれない(理解できたかどうかはともかく)音楽を集めたものが、このコンサートなのです。重要なのは、私も、そこに出演する、ということ。合唱にかかわっているうちに、とうとうこんなことになってしまいました。とはいっても、未だにコンサートの全容はおろか、私が歌う曲の全貌さえも見えてこないという状態なのですけどね。もう3回ほど練習をやっているのですが、そもそも最初は自分が歌うパートさえも分からないという有り様でしたし。何となく分かってきたのは、合唱が2つ、ソリストが数人、それに管楽器のアンサンブルが加わる、というあたりでしょうか。私の担当は2つの合唱のうちの小さい方。大きい方は仙台で最も有名な合唱団がそのまま出るのですが、私の合唱団は大学のOBを中心にした寄せ集め、その中には私が入っている男声合唱団も入っています。私は二股をかけているのですね(ちょっと意味がちがうかも)。
 まあ、そんな合唱はともかく、他のパートはドラマ仕立てになっていて、なかなか楽しめるような感じ、興味のある方はぜひいらしてみて下さい。「萩ホール」ご自慢の照明も登場するはずですよ。レーザーだけはやめて欲しいものですが。
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by jurassic_oyaji | 2010-03-23 21:23 | 禁断 | Comments(0)