おやぢの部屋2
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川内萩ホール7 vsニューフィル
 いよいよ明日は定期演奏会の本番。ですから、今日は最後の前日練習となります。会場は本番と同じ萩ホール、合唱ではさんざん使ってきましたが、オケでステージに乗るのはこれが初体験、なんだか緊張しますね。
 ただ、「すでに山台は組まれているので、ステージのセッティングはそんなに時間がかからないはず」と言われていたのとは実情は全く違っていました。今ある山台をもう少し広くして使いたい、という要望だったのでしょう、そのためのパーツを持ってきて、新たに山台を組まなければならなかったのです。ところが、このホール、客席はきれいになりましたが、一歩裏に回ると50年前とおんなじで、そのパーツは、ステージ裏の細い階段を2階分上がったところに置いてあるというのです。それが20個以上必要だというので、人海戦術でその細い階段を一人で一つずつ持って降りてこなければなりません。私などは、そこを2往復してしまいましたよ。もうこれだけでばててしまい、もうフルートを吹く力は残っていません。
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 そのパーツは、こんな風に組み立てて、その上に山台を乗っけて、完成です。その上に椅子を並べる段になって、またまた今度はエレベーターで1階降りて、ものすごく離れたところにある倉庫から持ってこなければなりません。まるで迷路ですよ。
 そんな苦労をしてセッティングが終わったところで、予定より15分押しでリハーサルがはじまります。田中さんは開口一番、「皆さんの椅子の並べ方は素晴らしいですね」と、全く予想もつかない方面からほめられてしまいましたよ。別に、我々は普通にやっていたのですが、他のアマオケでは、そんなことすらもちゃんとできないようなところがあるのだそうですね。
 音を出し始めると、なんともいえない豊かな響きに包まれるのが分かります。その響きが非常に暖かいのですね。それと、低音がとてもしっかり聞こえてきます。自分で吹いていても、トゥッティのときでさえ音に響きが乗っている感じがします。高音などは、明らかにしっかり残っているように聞こえますし。ただ、歌っていた時もそうでしたが、お客さんが入るとガラリと響きが変わってしまいますから、それは明日確かめることになりそうです。合唱のときには、お客さんが入ったときのほうが歌いやすかったような記憶がありましたが、果たしてどうなのでしょうか。
 後半はもう出番がないので、せっかくですからホールのいろいろな場所で聴いてみることにしました。考えてみれば、フル編成のオーケストラをここで聴くのは初めてですし。まず、1階席の一番後ろで聴いてみました。予想されたことですが、ここは頭上に2階席があるので、もう響きが完全に消えています。なんだか遠くのほうで鳴っているかんじ、ここはおそらく最悪のポジションでしょうね。そこからもう少し前に行って、2階席がなくなると、とたんにホール全体の響きの中に包まれる感じになります。これは、前から感じていたように、とてもふんわりとした柔らかい響きです。
 その次に、まだ実際に聴いたことのない左右のバルコニー席に行ってみました。ここで聴く音は、まさにショッキング。豊かな響きはそのままに、生々しいまでに解像度の高い楽器の音が聞こえてきます。オンマイクで録音されたものを聴いている感じですね。ここから見える景色は、今まで仙台にあったホールでは決して見ることのできないものでした。オケを聴くなら、ここが絶対のお勧めです。
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 実は、今まで何度も聴いていた2階席が、かなり問題の多い音であることも分かってしまいました。ステージの前に出ている楽器だけが、なんとも貧弱な音に聞こえるのですね。この前の「ロ短調」を聴いたときにも、それは感じられたこと、大編成のものを聴くときには、ここは避けたほうがよいのかもしれません。とは言っても、このホールでちゃんとしたオーケストラを聴く機会がこれからあるのかどうか。

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by jurassic_oyaji | 2010-04-20 08:46 | 禁断 | Comments(0)