おやぢの部屋2
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てっぱん
 NHKの朝ドラ「てっぱん」は、もう半分以上放映が終わったのでしょうね。前作の「ゲゲゲの女房」に比べたら、はるかにお粗末なドラマなのですが、ある程度見続けてしまうと、脚本の質などは問題ではなくなって、ひたすら次の展開が気になってしまって見続けてしまう、という、ある種「中毒性」を、持っているのですね。
 でも今回はストーリーはもうどうしようもないのであきらめていますが、その代わりと言っては何ですが、食事のシーンがとてもリアリティがあるのが、気に入ってます。なんか、裏話のような番組をやっていて、このドラマの料理のスタッフを紹介していたのですが、その力の入れ方はハンパじゃないようですね。ですから、出演者も、「お芝居」ではなく本気になって食べているものですから、そのシーンは本当においしそうに見えます。
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 今日のエピソードも、そんな感じでした。というか、1回分の時間をあらかた使って、実際の食事をノーカットで収録していたように、私には見えました。コロッケが途中で急になくなったり、いつの間にかご飯が減っていた、などということはなかったようなのです(これは、4回繰り返して見て確認しましたよ)。ということは、その間は決してNGを出すことは許されないのでしょうね。どこかで止まってしまったら、また、最初に新しい食事を始めるところからやり直さなければならないのでしょうから。そんなことをしたら「帰れま10」になってしまいます。ですから、最後の方になったら、尺に収めるために無理して口いっぱいに頬張っているようにも見えましたよ。
 でも、音楽だけは、いくらハードルを下げて聴こうとしていても、そんな「よいところ」が全く見えてこないのですから、本当に困ったものです。最近のこの手の音楽にありがちな、ドラマに関係ないところで盛り上げようという「勘違い」は、ある意味仕方のないことなのかもしれませんが、そこで出てきた音楽のクオリティが著しく低いのですから、お話になりません。前にも書きましたが、サン・サーンスの「白鳥」を堂々とパクったりしていたら、笑うよりほかはありません。
 最近気がついたのですが、これはオープニング・テーマもインストなんですね。最近はずっとボーカル、しかも、ドラマの音楽担当ではない別のアーティストの歌、というパターンが多かったようなので、ちょっと珍しいことです。と思っていたら、今週、ついにボーカル・バージョンが登場しました。・・・と思ったのですが、それはオープニングと非常によく似たメロディでしたが、全く別の曲、それも、かなり有名な曲でした。と、そこまでは分かったのですが、確かに聴いたことはあるのですが、それが何だったかが、すぐには思い浮かばなかったのです。なんだか、とても場違いなところで、男の声で朗々と歌われていたような記憶はあるのですが。そんなシチュエーションがなんだったのか、必死に思いだそうとしたら、一つのシーンが浮かんできました。それは、ピーター・セラーズが主演したキューブリックの「博士の異常な愛情」のエンディングです。あそこで、世界が終わりを告げるシーンのバックに、確か流れていたような。
 しかし、Youtubeで聴いてみると、確かに雰囲気は似ていましたが、全く別の歌、しかも歌っているのは女性でしたね。また振り出しです。でも、しばらくすると、今度は間違いなくこれだ、というのが思い浮かびました。ビートルズの「ホワイト・アルバム」の最後の曲「Good Night」です。これは、分厚いオケをバックにリンゴが歌っているものです。確かに「朗々と」した、このアルバムの中では「場違い」なものでしたね。
 でも、なぜこんなところで既存の曲を使ったのか、ちょっと理解に苦しみます。確かに「第9」は使っていましたがね。それとも、「Good Night」と同じく、「白鳥」はパクりではなく、単なる「編曲」だったという意味が込められているのでしょうか。いずれにしても、情けない音楽家です。
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by jurassic_oyaji | 2011-01-29 22:24 | 禁断 | Comments(0)