おやぢの部屋2
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「フォル・ジュルネ」中止
 前回の「禁断」には、当然何らかの反応があることを想定していましたが、予想通りさまざまの意見が寄せられましたね。ブログ版には2つほどコメントがありましたので、それはそのまま見ることが出来ますし。最初のものはあまりにストレートな反論だったので、いっそ削除してしまおうとも思いましたよ。このブログには、私が承認しないことには公開されないという機能がありますからね。こんな、あまりに恥さらしのコメントは抹殺しても構わないのですが、そんな「卑劣」なこともしたくないので、あのように見えるところにさらしてあります。しかし、次のコメントは、別の面からこの事件の「真相」を教えてくれた貴重なもので、とても示唆に富むものでした。確かに、こんな時にデマに惑わされてしまうというのは人間の弱い面の現れなのでしょう。そういう意味では、川崎市民も「被害者」ということが出来るのかもしれません。
 今日になって、朝日新聞に一連の風評被害に関する記事が出ました。その中で、今回の件にも触れている部分がありました。 
 だが、風評被害は食品にとどまらない。
 川崎市では、阿部孝夫市長が被災地のがれきを受け入れると表明したところ、「放射能のごみを燃やしたら危険」などの苦情が市に殺到した。受け入れ方針が報じられた8日以降、電話やメール、封書は4千件近くに及ぶ。
 大半は「放射能を帯びた廃棄物が持ち込まれる」という誤解に基づくもの。市はホームページにQ&Aを掲載し「安全が確認されるまで受け入れることはない」などと説明。最近は「電力を供給されている立場で(がれき受け入れに)文句を言うのはおかしい」「頑張って」といった電話も増えてきたという。

 おそらく、このあたりが最も冷静に一連の動きを集約したものなのでしょう。私も、これを受けて、この件には幕を引きたいと思います。
 今回の震災は、いまだに余震が収まらないばかりか、これからもさらにマグニチュード8程度の余震が起こることが予想されているという、まさに「未曾有」の出来事になっています。ですから、復興にしても計画通りに進むとは限りません。私の家のかたずけのようなもので、これで元通りになったと思ったら、余震でまたメチャメチャになってしまうというように、それはまさに一進一退の様相を呈しているのではないでしょうか。ですから、5月の連休に行われる予定だったあの「フォル・ジュルネ」も、一旦は「予定通り開催」などと大口を叩いていたものが、その後の状況の変化で、こんなことになってしまいました。「出演アーティストの来日キャンセル」というのが、とどめだったのでしょうね。つまり、「風評被害」というものは、もはや福島と川崎のレベルではなく、全世界対日本全国というとんでもない次元の話に、すでになってしまっていたのですよ。千葉県の人たちに仲間外れにされた福島の子供と同じ目に、いま全ての日本人が遭っているのですね。
 まあいいんです。別に外タレなんか来なくても、困る人なんか私のまわりにはいませんからね。そもそも、仙台にまともな外国のオーケストラが来ることなんて、年に1回あるかないかですから。
 震災の爪跡がまだ残る仙台にも、ようやく桜が咲き始めました。来年の桜の頃には、いったいこの街、この国はどんなことになっているのでしょうか。
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by jurassic_oyaji | 2011-04-16 20:39 | 禁断 | Comments(0)