おやぢの部屋2
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旭ヶ丘市民センター
 きのうときょうは、末廣さんの練習でした。会場は、この前の2回のような狭っくるしいところではなく、今までニューフィルが指揮者練習の時に使ってきた「普通の」サイズのホールの一つ、交流ホールです。ここはもちろん旭ヶ丘にありますから、終わればそのまま市民センターに楽器を運びこむことが出来て、晴れて今までどおりの練習場の形態が「復旧」することになるのですから、なんか象徴的な場所ですね。
 ですから、まずはきのう、土曜日に、今まで半年仮住まいしていた楽器を運び出します。なんせ、屋外から運び入れなければいけないという不便なところでしたから、雨なんか降ったら大変だろうな、と思っていたのですが、今まで楽器を運ぶ時には常にお天気が良かった、という、恐るべきジンクスに支配されていたのですよ。1度だけかなりの雨降りの日があったのですが、その日はちょうど打楽器の人がお休みだったというのも、やはり「ジンクス」のうちなのでしょう。ところが、きのうに限って、朝からの雨模様、やはり良いことばかりは続かないというのが世の常なのでしょうか。
 しかし、楽器を運び出すお昼ごろになったら、奇跡的に雨が小降りになってきましたよ。まあ、バス椅子など多少濡れたものもありましたが、肝心のティンパニは無事でしたから、一安心です。
 でも、その、少し湿ったバス椅子を、たまたま指揮者のところに置いてしまったそうなのですよ。そうしたら、末廣さんに「だれかお漏らししたんですか?」と言われて、あわてて取り替えたのだそうです。
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 そして、久しぶりの、こんな広いところでの練習が始まりました。やっぱり吹いていても音が伸びていて気持ちがいいですね。少なかったヴァイオリンにも何人かエキストラが入って、格段に良い響きになってきましたし。
 末廣さんは、2日間とも全く別の個所を注意するという、相変わらずの引き出しの多さを見せつけてくれていました。なによりも、演奏会までの段階を踏まえて、きちんと仕上げる設計図が完全に出来上がっているのでしょうね。ヴァイオリンも、フルメンバーが揃ったところで、さらにハイレベルの要求が出てくるのでしょう。
 そして、いつもながらの「お笑い」も、ふんだんに盛り込まれていました。チェロとコントラバスのボウイングが違っていたので、パートの中で指揮者そっちのけであれこれやり始めたら、すかさず他のパートに向かって「今日はお天気が良くて、よかったですねえ」なんて、絶妙の突っ込みを入れたりして(爆)。あ、「リズムが『どんぶり勘定』になってますよ」とも言ってましたね。
 2日間の練習が終わると、いよいよ楽器を「古巣」に戻します。重い物は何人かで運びますが、軽い椅子などは一人で持って行くなど、人海戦術ですぐに終わってしまいました。大ホールの鍵が開いていたので、いったいどんな風に修理をしたのかのぞいてみると、こんな感じでした。上が震災前、下が今日の写真です。
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 前は吊り天井の間に間接照明が入っていたのですが、それは取り外して、すべてベタに天井に照明器具が埋め込まれているようでした。これだと、今までより暗くなってしまうかもしれませんね。
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 1階のバスプールのエレベーターの壁も、すっかり変わっていましたよ。タイルは全部はがして、塗料を吹き付けてありました。また、毎週ここに通う日々が始まるのですね。
by jurassic_oyaji | 2011-10-23 21:12 | 禁断 | Comments(0)