おやぢの部屋2
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川内萩ホール
 今回の定期演奏会は、演奏はなかなかの手ごたえがあったのですが、入場者数がイマイチだったことで、ちょっとショックを受けてしまった人もいたかもしれませんね。なんせ「630」人なんて、ニューフィル史上最低の入場者数ではないでしょうか。と、その時は思っていたのですが、今までのデータを見てみるとこれは完全に想定内の数字だったことが分かります。まずは、最近の実績をご覧ください。
第54回定期(時任)  630人(萩ホール)
第53回定期(末廣)  701人(国際センター)
第52回定期(橘 )  705人(萩ホール)
第51回定期(田中)  744人(萩ホール)
第50回定期(末廣)  998人(県民会館)
第49回定期(橘 ) 1210人(県民会館)
第48回定期(新田)  566人(多賀城)
第47回定期(保科)  922人(県民会館)
第46回定期(茂木)  927人(県民会館)

 つまり、今回は決して「最低」ではなかったのですよ。多賀城文化センターでやった時に566人という、文字通り「史上最低」があったのですね。そして、なぜこんなに少なかったのかも、すぐ分かりますね。あまりに遠すぎて、はるばる多賀城までやってくる人なんかいなかったのですよ。
 それを頭に入れてこの数字を眺めると、見事に会場と入場者数の間に相関関係があることが分かりませんか?そう、萩ホールは県民会館に比べると、極端に集客が悪いのですよ。やはり、なによりのネックは交通手段でしょうね。車を持っていない人にとっては、これほど行きにくいホールもありません。いや、車があっても、確実に駐車できるという保証はないのですから、「そこまでして行くこともないな」と思ってしまう人も多いはずです。現に私の愚妻も、「萩ホールだったら、行かないよ」と、だいぶ前からダメを出していましたからね。ちゃんと来てくれた私の母親にしても、帰りのタクシーを捕まえるのにはかなり苦労したようですし。
 ですから、今回の「630人」というのは、たしかに少なめではありますが、決してわれわれの努力が足らなかったわけではないのではないでしょうか。現に、演奏会前の売り上げ調査では、700人は超えていたはずですし、当日券は30枚ぐらい売れたのですから、チケットを持っていても来なかった人が100人いたということにはなりませんか?それほどまでに、このホールはお客さんにも、そして利用者にも嫌われているのですよ。
 それについて、今回とても嫌な思いをしました。事務室の前の机が置いてあるスペースで、まだホールが開かないので待っていると、館長なんでしょうか、事務長なんでしょうか、初老の男がウロウロしていて、何やら「タバコを吸うな」とか我々に話しかけます。そのしゃべり方がなんとも横柄なのですよね。明らかに「ホールを使わせてやっている」という態度、我々はお金を払って借りている「お客様」だという意識がまるでありません。その横柄さは、その場所でお弁当を食べて、少し机を動かしていたので、それを直そうとした時に、さらにはっきり現れました。位置を合わせるために、ほんの少し机を滑らせたら、なんとその男は「タレカしねーで、ちゃんと持ちあげろ」と叫んだではありませんか。一瞬、自分の耳を疑いましたね。「タレカ」というのは、このあたりの方言で「怠け者」という意味ですが、そのニュアンスとしてはかなり相手を卑下しているような気持がこめられています。なんでお前にそこまで言われなければならないの、とキレそうになりましたが、ぐっとこらえてその場は引きさがりました。たしか、私の学生時代などは、このホールを借りに行く時には、必ず一升瓶を持って行かなければならない、という「不文律」があったはずです。そんな体質がまだ残っているのですから、言うだけ無駄だと思ったのです。
 このホールが出来た時の内覧会では、このホールが目指す壮大なビジョンが語られていました。たしか、まわりの広場を使っての「日本のタングルウッド」を目指したい、などと熱く語っていた方もいたはずです。そんな構想をぶち上げる前に、こういう愚かな職員の意識改革が、まず絶対に必要です。
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by jurassic_oyaji | 2012-05-14 21:46 | 禁断 | Comments(0)