おやぢの部屋2
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地に落ちた意見聴取会と「とらの子」
 きのうの朝、テレビのワイドショーを見ていた愚妻が「○○さんが出てるよ!」と大声で叫びました。確かに、そこには合唱仲間の△△さん(愚妻は、いまだに名前を覚えられません)らしき人が写っていましたね。最初は、よく似ているけど、まさかこんな所に、という感じでしたが、その映像は繰り返しあちこちで流れたので、何回も見ているうちにその人に間違いないことが分かりました。念のため、Facebookを見てみたら、「意見を述べてきました」という書き込みもありましたし。
 その映像は、今日になっても繰り返し登場していましたから、△△さんはすっかり有名になってしまいました。いや、本当に有名になったのは、そこからずっと離れた所に座っていた人なんですがね。
 「意見聴取会」ですか。なんだかずいぶん盛り上がってますね。そんなものが行われていることすら知りませんでしたよ。知っていたとしても、別に「公聴会」と同じようなもので、単に手続きのためのみんなの意見を聞くふりをする会合だ、ぐらいに思ったでしょうね。結局、あれは政府は全く知らないうちに、電力会社の社員が発言者に紛れ込んでいた、ということになったようですが、本当のところはどうなんでしょうね。それにしても、電力会社はバカなことをやったものです。当然、社員であることは分かってしまうのですから、そうなった時のマイナスイメージはかなりのものだ、ということに気付かなかったのでしょうかね。まあ、「原発事故の放射能で死んだ人は1人もいない」などと言い切れるような人が社員をやっているようなところですから、そもそも今の事態が全く把握できていないのでしょう。というか、こんな風に、あれだけのことがあった後でも全く変わろうとしていない会社が日本の電気を作っているということが、あんな小細工からはっきりしたことになりますね。いや、そんなことは、だいぶ前の「株主総会」ですでに分かっていたことでした。ですから、それが分かったからと言って、すぐに「脱原発」が実現することは決してないというのが、悲しいところです。
 そんな風に、本当に大切なことはなにか、ということが分かっていないのは、政府や電力会社だけではありません。私が、もう20年以上も贔屓にしている中華料理店、「とらの子」が、それ以上に愚かな人によって経営されていることがわかって、とてもがっかりしているところです。
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 そんな予兆は、だいぶ前からありました。確かに出される料理はどれを食べてもおいしいものですから、最近はとみにお客さんも増えたようで、休日などはかなり待たないと座れないような状態が続いていました。それでも、一人で行った時などは、真ん中の大きなテーブルに座れるので、あまり待つことはありません。その日はそんなに混んではいなかったので、その真ん中のテーブルの空いている席に適当に座りました。そうしたら、店員がやってきて「席を詰めて座ってください」と、無理やりちょっと脂ぎった男の隣に移動させられてしまいました。その時はすごく嫌な気がしましたね。そこまでして、客を詰め込みたいのか、と。
 そして、おとといのこと、今度は愚妻と2人で行ってみました。2人の時は、出来れば真ん中のテーブルではなく、相席ではない小さなテーブルに座りたいと思っていても、その時には相席の大きなテーブルしか空いていませんでした。ただ、以前来た時には、前もって言っておけば、もし料理が出来上がる前に小さなテーブルが空くとそっちに移させてくれることもあったので、今回もそれを期待して、まず大きなテーブルに座ります。
 しばらくして、小さなテーブルが2つも空きました。新しいお客さんが来る様子もなかったので、「移れませんか?」と店員に聞いてみると、そいつは「休みの日には、お席の移動はお断りしています」と、信じられないようなことを言い出しました。前は、休日でもなんでも移らせてくれましたよ。なおもしつこくお願いすると、奴は調理場に行って店長あたりにお伺いを立てているようでした。でも、結局、それは出来ないの一点張りです。
 このお店は、なまじ繁盛してしまったために、本当にお客さんにとって必要なことをすっかり忘れてしまったに違いありません。それが分かったからには、もうこの店にいるだけで不快になってきました。食事など、とんでもないことです。「じゃあ、注文はキャンセルします」と言って、席を立ってきましたよ。もう私は二度とこの「とらの子」に来ることはないでしょう。
 そんなことがあったからといって、この店が態度を改めることはないのと同じことで、いくら正論を説いたからと言って、この国の政府や電力会社、そして業界団体が「変わる」ことは、決してあり得ません。
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by jurassic_oyaji | 2012-07-17 21:35 | 禁断 | Comments(0)