おやぢの部屋2
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山下達郎シアターライブ
 この間「先売り券」を買っておいた山下達郎のライブを見るために、長町のMALLに行ってきました。
 開演に遅れるのはいやなので余裕を持って少し早めに行っておきます。駐車場が混んでると大変ですからね。でも、車はすんなり入れられたので、少し時間が空いてしまいました。そこで、MALLの中の本屋さんとかで時間をつぶします。その通り道の西友のテナント部分を通った時に、なんだかえらくアナクロなポスターが目に着きました。昔の外国映画のポスターのようですが、洋服売り場にはちょっと場違いな、と思ったら、はたと気づきました。去年もトニー谷のそっくりさんを登場させたりした、あの一連の手の込んだパロディだったんですね。
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 いやあ、これは秀逸です。一瞬、自分の身にこんなことが起こったように感じるほどのインパクトがありましたね(もちろん、終わるのはセールです)。
 気を取り直して、達郎のライブ会場、MOVIX仙台に向かいます。MOVIXって、・・・そう、映画館ですよね。もちろん、達郎本人がこんなところでライブをするわけがありません。これはライブの映像を映画館のスクリーンに映して、なかなかチケットが手に入らないファンにも手軽に見てもらおう、という企画だったのですよ。使うのは、ここで最大のキャパのシアター5、開場前なのに、そのあたりにはものすごい人が集まっています。ちょっと異様な雰囲気。10分前に開場すると、座席はみるみる間に埋まって行って、ほぼ満員、前の方に少し空席があるだけです。やはり前もって買っておいたのは正解ですね。こんなぎゅうぎゅう詰めの映画館なんて、久しぶりに入ったような気がします。
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 その映像は、、一つのライブではなく、なんと1984年から今年までのさまざまなライブの中からチョイスして編集したものでした。まずは昔の映像が、画面のサイズも3×4というスタンダードで、達郎もメンバーも若いですね。コーラスのお姉さんのまゆ毛の太いこと。なにより、達郎の髪がサラサラして、風になびいているのがカッコイイですね。ただ、音はちょっとひどかったですね。この「シアター・ライブ」で一番楽しみにしていたのはその「音」でした。なんせ、達郎自らマスタリングを行ったという「最高の音質」が売り物でしたからね。ですから、私もこのシネコンで最高の音が聴けるはずのこのシアター5のチケットを買ったのでした。明日からはシアター6に移ってしまうので、かなりしょぼい音になってしまうはずですからね。
 そこまで気合を入れていたのに、この、ただやかましいだけの音には、ちょっとがっかりしてしまいました。なにか、PAの音に対する考えが根本から違っているのではないか、とかね。ところが、画面も9×16に変わり、最近収録したものに変わると、その音がガラッと変わってしまいました。もう全然次元の違う、生で聴いた会場のPAよりもはるかに自然で潤いのある音が聴こえてきたのですよ。実は、それまではあまりのやかましさに、ちょっと眠気も催していたのですが、こんな音を聴かされればもう眠気なんか吹っ飛んでしまいますよ。録音機材の進歩の賜物ですね。
 そこで歌われたのが、2012年のツアーでの映像で「希望という名の光」でした(イントロの難波さんのピアノが素晴らしい音でした)。この曲には達郎はとても深い思い入れがあるはずです。震災があった後でこれを歌うことの意味がストレートに伝わってくる映像を見ていると、不覚にも涙が出てきました。万感の思いを込めたそのライブ・バージョンは、それ1曲だけでもわざわざ見に来た価値があると思えるほどの素晴らしいものでした。
 1曲だけ、竹内まりやがコーラスに加わっているように見えたのも、エンド・ロールで確認できました。それと、私が聴きに行った2010年のツアーまではずっと参加していたサックスの土岐さんは、2012年のツアーでは宮里さんという方に代わっていたのですね。土岐さんの音は、正直やかましすぎて、ライブの時は唯一不満があったパートでしたが、この人はずっとバランスの良い音、この人が聴けるなら、もう1回生のライブも聴いてみたくなりました。そういえば、ドラム小笠原さんとギターの佐橋さんという新しいメンバーも、前の人より力よりは繊細さが感じられるような気がします。そのあたりも、この「最高の音質」でうかがい知ることが出来ましたよ。達郎本人のカッティングに、ちょっと破綻が見えたのは、気のせいでしょうか。
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by jurassic_oyaji | 2012-08-26 22:06 | 禁断 | Comments(0)