おやぢの部屋2
jurassic.exblog.jp
ブログトップ
BD vs. SACD
 この間からずっと時間を見つけてやっていた、定期演奏会の写真集が、やっと出来上がりました。公式サイトのトップページと、練習日程のページの一番下の2ヶ所からリンクしていますので、行ってみてください。もちろん、団員限定ですから、アクセスには掲示板のIDとパスワードが必要です。これは、二次会での末廣さん。
c0039487_21321825.jpg

 今回は、写真の枚数が大幅に増えて、300枚近くになっていました。いろんな人に頼んだのでしょうね。ファイルの名前を見てみると頭の文字列が5種類ぐらいありましたから、そのぐらい別のメーカーのカメラで撮ったものが集められたことが分かります。中には、写真係から受け取ったものだけではなく、あとで加えた団員のFacebookに載っていた客席からの本番の写真もあります。そう、これは、いつも私が降り番の時に客席で撮っていたのですが、今回はそんなこともできず、あきらめていたら、たまたまご家族の方が撮っていたものがあったそうなのですね。これで、公式ページも全員が写っているものが使えます。
 そんなたくさんの写真を、いちいち手作業でリンクを入れていく、という作業を行っていたので、こんなに時間がかかってしまいました。もっと楽にやってくれるサイトもあるのでしょうが、とりあえずこれが一番使いやすいのでは、ということでやってます。一応確認はしましたが、リンク切れなどを見つけた方はご一報ください。
 ほとんどは自宅でやっていたのですが、最後の追い込みは職場に持って行って仕上げました。あちらの方がモニターが大きいので疲れないのですよ。それと、こういう単純作業をやっている時のBGMには、とっておきのものがありますからね。
 それは、最近すっかりハマってしまった、ショルティの「指環」のBDです。いや、BDと言っても映像ではなく(そんなんだったら、仕事になりません)、音声だけのBDオーディオです。なんせ、「指環」全曲14時間半が1枚のBDに収まっていますから、プレーヤーに入れっぱなしにしておいて好きなところだけを聴くことが出来ますからね。なんだったら14時間ぶっ通しで聴くことだって出来ますし。
 そんな使い勝手の良さの上に、これは、音がすごく良いのです。「良い」というのは、オリジナルのLPの音に非常に近付いているということ、それに加えて、LP特有のスクラッチ・ノイズなどは皆無ですから、これはCDや、さらにはSACDよりも「良い」音なのですね。これは、実際いBDを聴きながらものすごく生々しい音が聴こえたところで、同じ個所をSACDで逐一聴き比べていますから、間違いのない話、SACDでは、その「生々しさ」がきれいさっぱりなくなっているのですね。そんなことに気付いたのは、今回が初めてではなく、以前この「指環」のハイライトのLPを聴いた時でした。金管のクライマックスでの咆哮が、何回聴いてもLPの方がずっと生々しいのですよ。
 なぜそうなのかは、こちらに書いたように、そもそもSACDのために提供されたマスターが、SACDのスペック以下だったからなのでしょうが、そのマスタリングを行った人は、それをなんともお上品な音に作り変えてしまったのですね。確かに繊細さは強調されてはいますが、それと引き換えにもとの録音が持っていた「生々しさ」が、なくなってしまいました。
 今月号の「レコード芸術」でも、このBDと他のパッケージとの比較が行われていました。その結果、200万円のSACDプレーヤーでかけたSACDが、10万円のBDプレーヤーでかけたBDに負けていましたね。これは、メディアの違いではなく、SACDのマスタリング(いや、ひょっとしたら、DECCAから渡されたマスターそのもの)の違いによる結果なのでしょう。
 この結果について、「ホールの違いのようだ」と言っている人がいました。好みの問題とでも言いたいのでしょうか。実は、別な業界人が同じようなことを言っていたのでびっくりしたことがあるのですが、これほど本質から目をそらそうという意図の明らかな、お粗末な議論もありません。
[PR]
by jurassic_oyaji | 2012-11-22 21:32 | 禁断 | Comments(0)