おやぢの部屋2
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角田の「第9」
 恒例の「角田第9」に行ってきました。宮城県南部の「角田市」の人たちの合唱団が歌うのに、ニューフィルが伴奏をするという催しものです。これ自体は去年20回を迎えていますが、ニューフィルがお手伝いするようになったのは5回目から、それからもう15年間以上、毎年欠かさずにご一緒させていただいています。というかもうすっかり角田の方々は我々をパートナーとして当然のもののように感じているのではないでしょうか。それでも、最初のうちは角田の体育館で開催されていましたから、この季節は大変です。リハーサルの時には屋外用のストーブを焚いたりしていたしたから、演奏する音が聴こえなかったこともありましたね。本番の時には暖房を切りますから、寒いのなんの。それよりも、ピッコロなどは穴に水滴がついてしまって、音が出なくなってしまいます。もう、ちょっと吹いたら水気を取る、みたいな作業が必要でしたね。別に、「ちゃんとしたホールでなければ、もう引き受けることは出来ない」などと言った覚えはないのですが、やはりあちらもいつまでも体育館ではひどいと思い始めたのでしょう、そのうち、隣町の「えずこホール」という、とても音の良いホールを使ってくれるようになりました。
 というわけで、「角田」と言いながら、実際に行くのは「大河原」になるのですね。この季節、そろそろ本格的な雪になることが多いので、いつもここに行く前には必ず冬タイヤに履き替えるというのが、やはり恒例になっています。もっとも、ここ数年は雪にあたったことはありませんがね。
 きのうの会場リハーサルに、まずホールに行ってみると、もうホール内は準備万端整っていました。ステージはオケと合唱が乗るには狭いので、客席を撤去して前に新たに追加のステージが組まれていますし、山台や椅子なども並べられています。
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 椅子?合唱はこれでいいのでしょうが、オーケストラはこんな風に並べてもらっても、ちょっと演奏するわけにはいきません。まあ、これは我々に任そうということなのでしょう。もう毎週やっている椅子並べですから、すぐにこんな風に並びかえられましたよ。
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 今年は、合唱の人数が少なめ、その分、オケもあまり窮屈にならなくて済みそうな感じです。その合唱団の中に、なんだかよく知った人がいましたよ。
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 今年は、私は久しぶりに「第9」のトップをやったので、前プロのステージは客席で見ることが出来ました。つまり、これも久しぶりのことだったのですが、ニューフィルの音がずいぶん変わったように感じられましたね。弦楽器はとても滑らかな音ですし、管楽器も危なげなところがすっかりなくなっています。いつの間にか、オーケストラとしてのスキルがしっかり高まっていたような印象を強く持ったのですが、これはとてもうれしいことでした。
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 これも、例によっての反則技、本番のステージから客席を撮ってみました。終わった瞬間のお客さんたちの表情が、みんなとても幸せそうだったのが、やはりとてもうれしく感じられました。
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 実は、ニューフィルでは、もう少しすると、もう1回「第9」全曲を演奏することになっています。来年3月17日(日)に、多賀城市文化センターでの「復興支援」という形の演奏会で、「第9」を演奏します。これ、最初は私のところに担当者から電話で依頼があったのですが、その時には「森久美子と、秋川雅史も出演します」と言ったので、思わず「第9のソリストですか?」と聞き返してしまいましたよ。この2人のソロの「第9」というのも聴いてみたい気もしますが、そうではなく別の歌を歌うゲストで(その後、秋川さんだけになりました)、「第9」のソリストは在仙の実力者が務めることは、その後知ることが出来ました。
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by jurassic_oyaji | 2012-12-02 21:43 | 禁断 | Comments(0)