おやぢの部屋2
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淡路夢舞台
 淡路島では、仙台にもある外資系のホテルに泊まりました。というか、そこにはそれしかホテルがなかったのですが、名前を聞いてちょっと構えてしまうようなところは全くありませんでした。というか、都会のホテルに比べるといかにもユルい感じが色んなところに漂っています。それが、言ってみればある種の暖かさを醸し出してはいるのですが、ちょっと抜けてないか、というようなところもないわけではありません。その一例がこの前書いた朝食の扱い。ああなることが予想されていたのですから、前もってそれなりの対応を取ることだって出来たはずなのに、なにかのんびりしたところがありましたね。
 実は、ホテルの手配などは全部新郎新婦のご両親が行ってくれました。自分で取る時には絶対に禁煙室を指定しますが、今回はもちろん部屋割などはお任せです。我々夫婦が入った部屋は全くタバコ臭くなかったのでまずは一安心。ちゃんと喫煙室を取ってくれたのだな、と思いました。我々は二人ともタバコの匂いに関しては敏感ですからね。喫煙室を消臭した部屋なんかはすぐ分かってしまいますよ。ところが、同じフロアの部屋に入った娘から、「タバコ臭い」という連絡がありました。そこで、我々の部屋を眺めてみると、なんと、しっかり灰皿が置いてあるではありませんか。ここは実は喫煙室だったのですね。よっぽど念入りに消臭したのでしょう。しかし、娘は我慢できないようですから、フロントに電話して消臭剤かなんかを持ってきてもらうようにお願いしてみました。
 そうしたら、そんな簡単なことでは済まなくて、なんでも2時間ぐらいかかって「イオン」かなんかで消臭する大掛かりな処理を行うことになってしまいました。それをやっている間は、部屋中ミストが充満してるので、中には入れないというのですよ。娘は美容院に行ったばかりなので、それだったら今から始めればなんとか大丈夫かな、と思ってそれでお願いすると、横で聞いていた愚妻が、「美容院なんてすぐ終わるよ」というのですね。だったら、今ではなく結婚式をやっている間だったら何時間も部屋を空けるのでいいと思って、変更しようと思ってもう1度連絡すると、「もう手配してしまったので、変えられません」というのですね。そして「実際の作業は40分で終わります」ですって。結局、それなら間に合うだろうと予定通りにやってもらいましたよ。最初からそういえばいいものを。なんだか、この間のNAXOSの対応みたいですね。
 次の日の朝にはバスに乗って帰るので、それに乗るお客さんの状況なども聞いてみようと思いました。たくさん乗りこんで置いて行かれてしまったら飛行機に間に合わなくなりますからね。なんせバスは1時間に1本ですから。そうしたら、フロントの人は「たくさんお乗りになる時には、次のバスになることもありますね」と、そのままの答えを返してくれましたよ。いや、そういうことではなく、そういうことになるのかならないのか教えてほしかったのですけどね。これもまさにNAXOS並みの間抜けな答えです。そんな、全く参考にならない答えでは逆に心配になりますから、一応1時間前から待っていましたよ。結局、そのバスに乗ったのは私たちだけでした。
 もう一つ、面白いこともありました。バスルームや洗面所はとても広くて、さすがリゾート、なのですが、髪を乾かそうと思ってドライヤーを探してみたら、どこにも見当たりません。これだけのホテルでドライヤーを置いてないなんてあり得ませんが、確かになかったのです。最初はそう信じてました。しかし、前からなんだか洗面所にはふさわしくないものがあることには気づいていました。それは、野菜ジュースなんかを作る時に使うミキサーです。こういうやつ。
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 ねっ、ここ(↓)にあるでしょ?
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 なんでこんなところにミキサー?顔を洗う時に一緒にジュースを作れってことなのでしょうか。こればかりは、いくら帯解説に「期待の超新星」なんて書くほどのNAXOSでもありえないような思考回路、と思って冷静に考えてみると、これがドライヤーだったのですね。横に取っ手が折りたたまれていて、それを持ちあげると、上の部分がドライヤーになるのですよ。なんと紛らわしい。言うまでもなく、愚妻も、これがドライヤーであることには私に言われるまで分かりませんでした。
by jurassic_oyaji | 2013-02-27 21:47 | 禁断 | Comments(0)