おやぢの部屋2
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命名権
 きのうは、愚妻が入っている女声合唱団の演奏会でした。これがあるというので、愚妻は私の演奏会にも来ないで、ずっと練習をしていたのですね。たしかに、いつもながらの全曲暗譜やら振付やら、さらには手話と、よくこれだけのことを覚えられたなあと感心するほどの仕上がりでした。
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 自分で写真を撮っておいて、一体ここはどこだろうと思ってしまうぐらい、青年文化センターのコンサートホールのステージが変わってしまいましたね。ちなみに、このセンターはもうすぐ「日立システムズ文化センター仙台」と呼ばれるようになるそうですね。例の「東京エレクトロンホール宮城」みたいに、二つの地名が建物を挟むという、最悪のセンスの名前になってしまいます。まあそれでも、今までの「青年文化」という、なんの実態を伴っていない名前よりはましなのでしょう。しかし、その名前からかつて駅前にあった「日立文化センター」を思い浮かべる人がいたとしたら、それはかなりの「仙台通」と言えるのではないでしょうか。ほんとにあったんですよ、そういうのが。ちょっと小ぶりのホールがあって、よくピアノの発表会などに使われていましたし、確かフルーティストのマクサンス・ラリューの公開レッスンなんかもやっていたはずです。
 つまり、いずれは「日立システムズ文化センター仙台コンサートホール」という長~い名前になるはずのホールで、その合唱団が歌っていたわけです。今回は最後のステージで、同じ指揮者が指導しているもう一つの女声合唱団との合同演奏なども行われました。そこで出てきたのが、「振り付け」です。ほんと、今の女声合唱団といったら、まっすぐ立ったまま演奏するなどということはまずありません。必ず「振り」をつけて、歌だけではなく「踊り」も楽しんでいただこうというところが殆どなのですね。というか、高校の合唱団などは、これがもう徹底されているみたいで、確かにその完成度の高さには舌を巻くこともありました。
 でも、それも場合によっては、あまり喜んでもらえないこともあります。きのうの演奏会がそんな感じで、お客さんはかなり高齢の方が多かったため、ステージで軽やかに踊りまくっている合唱団に対しては、なにか冷ややかな視線を送っているように、私には感じられました。そうなんですよ。こういう「振り」というのは、自分たちだけでやったのでは必ず浮いてしまうのですよ。これは、お客さんたちも巻き込んで一緒に楽しんでもらうことが絶対必要、いや、別にお客さんに踊ってくれということではなく、自分たちの踊りが共感を持って受け止められている、という実感が伴うことが求められるのではないでしょうか。
 そのステージはアニメや映画の音楽など、楽しいものばかりでしたが、曲ごとにメンバーの一人が軽快なMCを入れていて、さらに親しみを増していたようでした。「メリー・ポピンズ」とか「マイ・フェア・レディ」といったミュージカル映画の中の曲も歌われていましたよ。でも、「『マイ・フェア・レディ』では、ヘップバーンの歌をジュリー・アンドリュースが吹き替えた」などと、間違ったことをしゃべったりしてはいけません。あの吹き替えをやったのはマーニ・ニクソンという有名な人なのですから。
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by jurassic_oyaji | 2013-04-26 21:52 | 禁断 | Comments(0)