おやぢの部屋2
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チラシ
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 10月に行われるニューフィルの定期演奏会のフライヤーが、もう出来てしまいました。いえ、出来たのは版下だけで、現物のフライヤーが出来てくるのはもう少し時間がかかるのですが、このようにネットに流す分には紙のフライヤーと全く変わらない情報が伝わるものですから、宣伝には十分な役に立ちます。ということで、こんな風にウェブサイトに掲載したり、Facebookのアップしてシェアしてもらったりと、おそらく紙のフライヤーよりもはるかに速く、広範にばらまかれることになるのでしょう。
 それにしても、殆ど4か月前にフライヤーを公開するなんて、ニューフィル始まって以来のことです。でも、早いに越したことはありません。合唱団などでは半年先にもうフライヤーが出来ているところもありますから、これからはこれぐらいが標準になって行くことでしょう。それというのも、きっちり団員が専任のスタッフを務めてくれるおかげです。
 と、ずっと「フライヤー」などという聴き慣れない言葉を使ってきましたが、これはいわゆる「チラシ」のことです。実は私も最近知ったばかりで、さるミュージシャンが宣伝をお願いしたいと「チラシ」を送って来た時に「『フライヤー』を同封しました」と書いてあったので、初めてそんな言い方を知ったのですよ。そんな新しい言葉を、つい使いたくなってしまうものですから。でも、これはおそらくポップス系の業界でもっぱら使われているようですので、クラシックでは広まることはないのでしょうね。
 ところで、このフライヤーには、クラシックの世界では逆に見慣れない名前が載っているのではないでしょうか。一番上の「ニルセン」という作曲家の名前です。これは、普通には「ニールセン」という呼び方で殆どの人が使っているデンマークの作曲家の名前です。確かにスペルは「Nielsen」ですから、そのまま英語読みをすれば「ニールセン」にはなるのですが、こと北欧の言葉の場合は、なかなか素直に読めないものが多いようなのですよ。早い話が、デンマークと言えば最も有名な人は童話作家の「アンデルセン」でしょうが、デンマーク語ではその「Andersen」は「アナスン」と発音されるそうですからね。ですから、「Nielsen」も、北欧の音楽のみならず、言語にも造詣の深い指揮者の新田さんが常に「ニルセン」と呼んでいるのにならって、あえて「ニルセン」とさせていただきました。以前、「ドヴォルザーク」の作品を演奏した時にも、やはりチェコ語風に「ドヴォルジャーク」と呼ばせて頂きましたからね。
 もう一つ、このデザインについては、「10月の演奏会なのに雪の結晶はないだろう」というクレームもあったのですが、「北欧」というイメージを尊重して、そのような「常識」にあえて逆らうことにしました。実は、きのうの練習の時に委員全員にこのゲラを見てもらったところ、一様に「素敵!」という声があがって、そのような異論を唱える人は誰もいませんでしたからね。というわけで、これから猛暑に向かう折ですが、これがあるあたりだけは、常に涼しさが漂うという、まるでかき氷のようなフライヤーやポスターが出来上がります。あ、何度も言ってますが、このデザインを担当したのは私ではありませんからね。
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by jurassic_oyaji | 2013-07-03 21:57 | 禁断 | Comments(0)