おやぢの部屋2
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仙台キャッツ
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 今、仙台では劇団四季の「キャッツ」のロングラン公演の真っ最中です。「キャッツ」と言えば、ほぼ10年ぐらい前にもやはり仙台でロングランが行われていました。あの時は確か5回か6回は見に行っていたはずです。愚妻などはなんと21回も通ったといいますから、すごいものです。でも、なぜか今回はそんなには熱心にはなれません。仙台のあとで東京でも五反田に新しい劇場を建ててロングランが始まった時にもわざわざ見に行ったというのに。
 それでも、一応千秋楽のチケットだけは押さえておきました。1回ぐらいは見てやらなければ、というぐらいの思いはありますからね。それは8月末ですから、まだまだ先の話です。
 ところが、どういう風の吹きまわしか、さる知り合いから招待券がもらえることになってしまいました。知り合いの知り合いが関係者のようですが、詳しいことは分かりません。でも、ただでくれるというのでは断る理由もありませんから、予定外のことでしたがありがたく見させていただくことにしましたよ。
 席は、1階横断通路の後の5列目、上手ブロックの通路側です。かなりいい場所ですね。実は、今までは殆ど2階席や3階席で見ていたものですから、ちょっと新鮮な感じです。それと、この席だと、会場のスタッフの様子がよく見えます。ひとり、ちょっとかわいい子がいたので、その子の仕事ぶりを見るとはなしに見ることになってしまいました。まずは、席が分からない人の誘導です。自分の席ぐらいすぐ分かりそうなものなのに、すぐにスタッフをあてにして案内させる人のなんと多いことでしょう。おかげで彼女は1階席の端から端まで歩きまわらされていましたね。と、お客を案内した帰りに、彼女はある男の人が座っている席に向かってすたすたと歩き出し、その人に話しかけています。知り合いでも見つけたので、話をしに行ったのでしょうか。勤務中だというのに。でも、そんな和やかな感じではなく、なんだかその男の人はケンカ腰になっているようです。どうやら、その人は帽子をかぶっていたので、後の人の邪魔になるので脱いで欲しいと言われているようでしたね。そうなんですよ。最近は、そういう最低のマナーも知らない人が増えていますから大変ですね。そのあと、彼女は私のすぐ後ろの席の人にも、毅然とした声で「開演になったら、帽子をお取りください」と言ってましたね。携帯で写真を撮ろうとしている人を見つけると、「写真撮影はご遠慮ください」と、きっぱり注意していましたし。
 あとは、通路に荷物を置いている人への注意です。このミュージカルは、キャストが客席の中までやってきますから、通路になにか置いてあったりすれば当然演技の妨げになりますからね。これはもう徹底的に注意して回っていましたね。実は、開演してからだいぶ経った頃に、後ろにいたその彼女が(後姿だけで、分かるようになっていました)、腰をかがめて、殆どステージの真ん前の席までまるで黒子のように歩いて行くのが見えました。その時は、いったい何をやっているのだろうと思っていたのですが、休憩時間にPA卓を見に行ったらちょうどその彼女がいたので、勇気をふるって「あのときはなにをしていたのですか?」ときいてみたら、やはり通路の荷物を引っ込めさせに行っていたのだそうです。一番後ろから、そんなところまでずっとチェックしていたのですね。まさに「影の力」ですね。
 久しぶりに見た「キャッツ」は、もちろん演出や振りつけは全く同じでしたが、歌の感じがずいぶん変わっていました。言葉がすごく良く聴こえるのですよね。というか、以前はいかにも練れていない訳詞をそのまま歌っているという感じだったものが、とても自然に日本語として聴けるようになっているのですよ。言葉に対する訓練が、まるで違っているのでは、とさえ思えてしまいました。確実に、10年前からはグレード・アップした「キャッツ」を楽しめました。お客さんの反応がイマイチでしたが、千秋楽ではきっと盛り上がることでしょう。
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by jurassic_oyaji | 2013-07-05 22:19 | 禁断 | Comments(0)