おやぢの部屋2
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グリコのおまけ
 世の中では空前の暑さが続いているそうですが、ここ仙台では全くの別世界、今晩なんかはしまってしまったストーブをまた出さなければいけないかも、なんて考えているぐらいです。いや、いくらなんでもそれはウソだろう、と思われるかもしれませんが、同じ市内でも山間地に住んでいる知り合いなどは、実際にストーブをくべたと言っていましたから、これは本当の話です。日本は広いですね。
 ですから、もしかしたら、1ヶ月ぐらい前の方がよっぽど暑かったのではないか、と思い返しているところです。その時には、ヴェルディの「レクイエム」の本番だったのですが、会場の萩ホールでは合唱団員は駐車場を使うなと言われていたものですから、観光駐車場に車を停めてホールまでの坂道を歩いたら、大汗をかいてしまった思い出があるものですから。あれから1ヶ月経って、なんでもDVDが出来上がったので、それをみんなで見るためにまた集まろう、みたいな連絡が来ましたね。あの合唱団は、あのヴェルディを歌うためだけに集まって出来たものですから、本番が終われば自然消滅ということになるものが、なにかと「思い出」を引きずってズルズルと分かれるに分かれられないというのが人情というものなのでしょう。だいたい、そういう流れで何か新しいものが生まれる、あるいは、元の鞘に収まるというのは、よくあることのようですからね。「焼けぼっくいに火」ってやつでしょうか(いや、それは違うかも)。
 そんなヴェルディの「レクイエム」を、この間N響が演奏したものが、放送されていましたね。やはり、実際に自分で演奏したあとでは、たとえそれがどんなものであったとしても、他の人の演奏で聴く時のポイントが変わってしまうのは、予想していた通りでした。というか、こういう体験をしたいために、あの演奏に参加した、という意味もあるのですがね。そんなこまごまとした思いとは別に、この演奏では思ってもいなかったような「発見」がありました。
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 ステージの一番前には譜面台が4台置かれていて、オケの前に座っていたそれぞれのソリストは自分の出番になるとそこに行って歌うという、ごく普通のやり方(場合によっては、ソリストがオケと合唱の間にいることもあります)だったのですが、その譜面台の上が見えるアングルになった時に、メゾ・ソプラノのソリストの譜面台の上には、楽譜ではなくiPadが置かれていたのが分かりました。紙の楽譜の上にiPadを置いたのではなく、iPadだけ、実際、ページをめくる時には、タッチパネルを操作していましたね。こういうIT機器が演奏の現場で使われ始めていることはうすうす知ってはいましたが、クラシックのオーケストラの演奏会で実際にこのようにはっきり「見た」のは、私にとってはこれが初めてのことでした。なんでも、これには手で操作しなくても足を使ってページがめくれるようなアプリもあるそうですから、いずれはオケのパート譜でもこのような使い方が普及するのかもしれませんね。
 そもそも、ちょっと前まではパート譜を作るのに「写譜屋」という職業の人が必要でしたが、今では出来たばかりの曲でも、普通にプリントしたパート譜が使えるようになっているぐらいですから、これは当然の帰結だったのかもしれません。ただ、そうなると、リハーサルでの注意を譜面に書き込む、というのが出来なくなってしまうかもしれませんね。それもいずれは簡単にクリアできるのかもしれませんが、案外この世界では「紙」に頼る時代はもう少し続くような気もします。
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 今日、スーパーに行って見つけた、そんな、機械を過信した結果出来てしまった面白いチラシです。ライトセーバー「風」ポッキーって、どんな味がするんでしょう(元の原稿では「風船」とあったんでしょうね)。
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by jurassic_oyaji | 2013-07-13 21:33 | 禁断 | Comments(0)