おやぢの部屋2
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あまちゃん
 久しぶりに「あまちゃん」ネタです。いえ、今までなかったわけではなく、いちいちチェックしていたらきりがないのであえて何のアクションも起こさなかったのですが、今日の分はさすがにひとこと言いたくて。
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 最初にこんなタイトルが出たのには、実は気が付きませんでした。朝は忙しいので、オープニングテーマが流れている間は洗濯機を回したりしているんですよね。ですから、いきなりこんな「ザ・ベストテン」のパロディが出てきた時には、女の「司会者」はてっきり本物だと思ってしまいましたよ。それにしてはしゃべり方が流暢だったので、すぐ清水ミチコだと気づきましたけどね。ただ、男の「司会者」は全然似てません。
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 セットも凝ってましたね。こんなパラパラめくれる「機械式」のランキングボードなんか、ありましたねえ。
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 そして、鏡のドアですよ。このセットなんか、これしか出番がないんでしょ?ものすごい贅沢な使い方ですよね。
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 時間は前後しますが(これは、お昼の時間帯の録画です)こういう小物は外せません。「COKKA」ですって。
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 ただ、一番来たのは、もっと前の録音スタジオのシーンです。コンソールの横にあったテープレコーダーにご注目。これは1984年頃の設定ですから、デジタル録音はすでに実用化されていましたが、ポップスの現場ではまだまだアナログ録音が主流でしたから、当然アナログのテープレコーダーです。
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 もう少しアップになるカットもありました。間違いなく、これはアナログの業務用2チャンネルテープレコーダーですね。
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 そして、最初は2台並んだ右の機械の「赤いボタン」を押して録音スタート、オペレーターは瞬時に左の機械に向かって、「白いボタン」を押して、カラオケをスタートさせる、というシーンなのでしょう。手順が細かいです。
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 この機械、ネットを探したらすぐ同じものが見つかりました。放送局などでは今でも現役で使われているDENONのDN-360RGという機種です。当然80年代にも存在していたものですから、時代考証は完璧です。
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 しかし、ちょっと待ってください。この時代には、ポップス、特にこのようなアイドルの歌を録音する時には、間違いなくマルチトラックのレコーダーを使っていたはずです。普通は、こんな1/4インチ幅のテープではなく、昆布ぐらいの幅のある2インチ幅のテープを使った16チャンネルのレコーダーが、どこのスタジオにも置いてあったはずなのですよね。それでまずカラオケ、場合によってはリズムだけ録っておいて、空いたチャンネルにヴォーカルを録音するというのが、普通のやり方でした。春子だって最初は入れなくてNGだったんですから、一発でうまくいくわけはありません。そのたびに、ここでやっていたように丸ごとダビングしていたら、テープがいくらあっても足りません。同じテープでも、そのヴォーカルのトラックだけは何度も録りなおして、最良のテイクだけを残し、最後にミックス・ダウンを行って2チャンネルのマスターテープを作っていたはずなのですよ。
 まあ、いいんです。要は「事実」ではなく、「勢い」なんですから、間違ったことをやっていても、かえってその方がリアリティがあるというのは、よくあることですからね。
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by jurassic_oyaji | 2013-07-19 22:38 | 禁断 | Comments(0)