おやぢの部屋2
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青葉城恋唄
 一時は、このまま夏が来ることはないのではないかと思われたほどの、この地方のお天気でしたが、8月に入ったらどうでしょう、もういつも以上の「真夏日」の応酬じゃないですか。今週などは、後半は20度台の日がやってくるって、確かに「週間予報」で言っていたはずなのに、いつの間にか連日30度超えになってしまっているなんて、どうしてくれるのでしょう。
 まあ、なんせ、未来のことを予想するという、とても生身の人間には不可能なことを商売にしている気象予報士の方々を責めるのはお門違いなのは分かり過ぎるほど分かっているのですが、現実に「裏切られた」という気持ちのやり場としては間違いなく存在感を発揮できるのですから、甘んじて受け入れていただかなくては。
 そんな「真夏日」は、確か仙台七夕の頃にはすでに何日めかを迎えていたはずでした。おそらく、吹流しの中ではこのお祭りの定番、島倉千代子の「七夕おどり」が流れていたことでしょう。「星空見れば」のところでオクターブの跳躍などという難しい音形が出てきますから、決してやさしい歌ではありませんが、もはやこのお祭りになくてはならない曲になっていますね。
 ところで、この歌は仙台市民であれば誰でも歌詞をそらんじているはずですから、すぐ分かるはずですが、タイトルは「七夕おどり」となっていても、歌詞の中には、そのフレーズは出て来ない、という珍しい曲です。本当ですよ。確かに1番には「七夕祭り」、3番には「おどりの仲間入り」と、断片的に入って入るのですが、「七夕おどり」というまとまった形では決して出てはこないのですよ。もしかして、知らない人は、こちらあたりを。
 いや、さっきは暴言を吐いてしまいましたが、正直、このフルコーラスを暗譜で歌える人などは、ほとんどいないのではないでしょうか。仙台市民でも。実際、検索してみたら私自身の4年も前のブログが見つかったのですが、その中で歌詞をしっかり間違えて覚えていたことが露呈されていますからね。
 ですから、最近ではもっぱら七夕と言えば「青葉城恋唄」みたいな感じになっているのではないでしょうか。もちろん、街中で流れているのは1978年のデビュー当時の音源ですから、今のような過度のビブラートに邪魔されない素直な歌声が楽しめます。ご存じでしょうが、あの音源の中で素敵なピアノのオブリガートを弾いている榊原さんは、仙台駅の新幹線が発車する時のとてもドラマティックなジングルを作られた方ですね。
 それはともかく、この「青葉城恋唄」というタイトルの曲の中にも、決して「青葉城」という歌詞は出てこないことには、お気づきでしょうか?「青葉通」ならあるんですけどね。というか、「青葉城」と言っておきながら、暗喩的にもそのお城のことを表現している部分が、歌詞の中には全く見当たらないのですよ。つまり、歌詞の内容はタイトルとは全く無関係だ、ということになりますね。なんか、とても不思議な気がします。もしかしたら、最初に作られた歌詞では、しっかり「青葉城」のことも取り上げられていたのかもしれませんね。ただ、それをきちんと商品化する際に、様々な事情によってその部分はカットされ、このインパクトのあるタイトルだけが残った、と。
 Hさんあたりだったら、その辺の事情をご存じなのかもしれませんね。
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by jurassic_oyaji | 2013-08-12 22:08 | 禁断 | Comments(0)