おやぢの部屋2
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9.11
 あの日から2年半、まさにその日に、あの時に崩壊してしまった職場の鐘楼が、全ての再建工程を終えて完成しました。あの時に柱が倒れてぺしゃんこになってしまった鐘楼の下では、重い梵鐘が土台に打ちつけられて、そのまま動かすこともかなわず、先日の棟上げの際に大型クレーンで持ち上げられるまでは、ずっとその場に横たえられていました。その時に、やっと目にすることが出来た土台の被害の様子がこれです。固いコンクリートが見事に凹んでいますね。
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 鐘楼を建設する作業中は、この場所は特に影響はないのでそのままになっていました。
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 そして、建物や屋根が全部出来た時点で、別の業者によって、ここがこのように修復されたのです。
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 さらに、今日は梵鐘を撞いて音を出す撞木を引っ張るための紐も取り付けられました。
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 実は、今まで付いていたものは、ごく普通の柔らかい紐でした。ですから、もうかなり劣化が進んで、なんとも頼りのないものになっていました。しかし、この新しい紐は、触ってみるとものすごい固さです。実物を見たことはありませんが、あの「横綱」というのは、もしかしたらこんな感じなのでは、という気がします。すでに、しっかり編み込んであるのですね。これだったら、いつまでも同じ形を保っていてくれることでしょう。
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 これで、この鐘楼は完全に「復旧」しました。単に元の姿に戻っただけではなく、ワンランク上がったものになったのですから「復興」と言ってもいいかもしれません。こんな、内陸でそれほど大きな被害を受けてはいないところでも、「復興」するまでには2年半かかってしまいました。もろに津波の被害を受けた沿岸部では、まだほとんど何も進んではいないはずです。それなのに、この国の最高責任者は「我が国は、震災から完全に復興を遂げた」と言っているというのは、一体どういうことなのでしょう。
 震災から2年半ということで、マスコミではそれなりの特集を番組の中で行っていました。NHKなどでは、福島の原発汚染水の流出について、背筋が寒くなるようなレポートを届けています。まあ、なんせ「キリのいい日」ですから、そういう特集を組むのは分かりますが、この時期にそれをやられてもなんか「順序が違う」と思ってしまいませんか?そんな重大なことだったら、ほんの数日前のオリンピック開催都市の決定の前に、きちんと報道すべきではなかったのでしょうか。今さらそんな報道をされても、それはあの投票に影響を与えないための「配慮」、あるいは何らかの「圧力」があったために、日延べされたのでは、と考えてしまうのは当然のことです。
 いや、もしこんな報道の後に投票があったとしても、国の最高責任者は「完全にコントロールされている」とホラを吹いたでしょうし、IOCの委員たちは平然と東京に票を投じていたのかもしれません。そうすれば、今回の投票がまさに「出来レース」であったことがよりはっきりしたことでしょう。残念なことをしました。
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by jurassic_oyaji | 2013-09-11 20:37 | 禁断 | Comments(0)