おやぢの部屋2
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清須会議
 きのうは、なんとも充実した一日でした。諸般の事情で愚妻に連れ回されることがなくなって、丸一日自由行動が取れることになったのですよ。そうなると、しばらく行ってなかった映画が、まずファースト・チョイスですね。実は、MOVIXのポイントカードがもう終了するというのですよ。そこで、今まで貯めたのを無駄にしないためにこの間まで集中的に見た甲斐あって、1回分ちょうど残っています。それは、確か来年2月までしか使えないはずなので、忘れないうちに使ってしまわなければ。
 そこで、今上映されているものを探そうとネットを開くと、まず日常的にチェックしているFBのニュースフィードに「今日が本番」みたいな書き込みが並んでいました。そうでした。今日は市民響さんの定期演奏会の日だったのですね。確か、会場が名取市文化センターですね。それを聞いた時にはまず行くことはないだろうと思ったのですが、長町MALLのMOVIXに行くのなら、「ついでに」行って来れますね。
 というわけで、その線で時間を調べると、10時20分からの「清須会議」というのがありました。まあ2時間と見て12時半には終わりますから、名取の2時開演だったら楽勝、途中でお昼を食べる時間だってありそうですね。
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 洗濯やらなんやかんやで、家を出たのは9時40分、一番混むはずの五橋あたりを避けて走ったら全くの渋滞なしで、上映開始の10分前には席に着けました。予想通り館内はガラガラです。席を選ぶ時も、しっかり隣に人が来ないところを取れましたしね。
 この映画は、前もって原作を読んでいました。ただ、それはあくまで「小説」という仕立てですし、それも、全てそれぞれの登場人物の一人称で「回想」だけが語られる、という、かなり前衛的な手法で書かれています。ですから、これをそのまま映画になんかは絶対出来ないな、とは思っていました。ところが、実際の映画ときたら、そんな小説の設定自体まで変えてしまうほどのものだったのですから、見事に「やられた!」と思ってしまいましたよ。これが三谷幸喜ならではのサービスなのでしょう。意地でも原作通りにはしないぞ、というような意気込みさえ感じてしまいました。なんたって、原作はイノシシ狩りだったのが、映画では「旗とりレース」なんですからね。
 とは言っても、映画そのものにはそれほど驚かされることはありませんでした。予想通りの展開で笑わせ、ひたすら物語が進行するというごく当たり前のものでした。彼の映画は、だんだんそのような「当たり前」のものになって行っているのが、ちょっと残念なような気がします。そんな中で、全く「笑わなかった」黒田官平衛役の寺島進には、強烈なインパクトを感じましたね。
 なんか、ダラダラといつまでも終わらないな、と思いながら、場内が明るくなって時計を見たらもう1時近くではありませんか。映画は2時間以上もあったのですね。これはうかつでした。こんな時間になってしまったら、お昼を食べる暇なんかないかもしれません。
 そのまま駅を横切って、最短距離でバイパスまで抜けたものの、そのバイパスがものすごい渋滞です。橋を渡ったら少しは流れ出しましたが、ホールに着いたのは開演15分前でした。さいわい、客席はガラガラだったので、ステージ全体が見渡せる2階席に余裕で座れましたけどね。
 久しぶりに聴いた市民響さん、ずいぶん上手になっていましたね。昔は弦楽器にかなり難があったような気がしますが、全然違います。「悲愴」冒頭のヴィオラパートなんて、ニューフィルよりうまいかも。でも、指揮者のせいなのでしょうが、「ガイーヌ」みたいなイケイケの音楽が、全然つまらないのですよね。「悲愴」でも第3楽章がえらく冷静に進んで、高揚感というものがまるでありません。ちょっとこういう指揮者とはやりたくないな、というのが正直な気持ちです。
 というわけで、結局4時半まで何も食べられなかったのでお腹はぺこぺこ。ちょうどバイパスに出たところに「かつや」があったので、ロースかつ定食を頼みます。ロースなのに脂身が全然なくて、肉はぱさぱさ、キャベツは私が切った方がよっぽど細いなという千切り、ご飯はべちゃべちゃと、こんなのをロースかつ定食なんて言ったら櫻家のは一体何なんだ、と思えるようなものでしたが、「空腹は最大のごちそう」は真理でした。
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by jurassic_oyaji | 2013-11-18 21:20 | 禁断 | Comments(0)