我が家のキッチンで今使っているガスコンロが、かなり老朽化してきました。これが今までのもの。ビルトインタイプのものが、最初にここに入居した時についていたのですが、すでにそれは使えなくなって、これが2台目です。それが、もう点火用のつまみ(上に乗ってます)がみんな壊れてしまって、まだ大丈夫なものを他のところにも差し込んで、だましだまし使っているという状態です。五徳もかなり劣化してきましたしね。
そこで、新しいものに交換しようと調べてみたら、こういう、バーナーがちょっと低くなっているタイプのものは、もうどこにも売っていないのですね。主流は平らなテーブルの上にバーナーが飛び出していて、五徳をその周りに置く、というものでした。「ガラストップ」という、ガラスが素材のものがいいのだそうで(掃除がしやすい)、それだと、今使っているものの倍以上の値段がします。
買ったのはひと月ぐらい前ですが、工事が込んでいて、やっと今日、据え付けをしてもらえることになりました。まずは、古いコンロを撤去します。
天板を取るとこんな感じ、バーナー自体も、部分的に火が点かなくなって、もう交換時でした。
コンロを取り去ると、こんな、ただの穴が開いているだけです。ちゃんと共通の規格があって、基本的にどのメーカーのものでも取りつけることが出来ます。とは言っても、今では実質的に3社の製品しかありません。今までの「サンウェーブ」は、もう作っていません。
これが新しいコンロの本体です。
簡単に取りつけが終わり、ガス管をつないでいるところです。この作業は資格のある人でないと出来ないのだそうです。確かに、ガス漏れがないかというチェックも、ちょっと素人では出来ないような感じでしたね。
完成です。
ちょっと下に隙間が開くので、スペーサーを取りつけます。ところが、設置したおじさんが帰ったあとでまず使ってみようとガスの元栓を開けるために下の扉を開こうとすると、指が入りません。この扉には取っ手が付いてなくて、上の部分を持って開くようになっているので、これではどうにもなりません。スペーサーをもっと短くしないことには。
その人の電話番号などは分からなかったので、会社に電話して連絡をもらうことにしたら、すぐ電話がかかってきて、今、すぐそばで仕事をしているので、これから行きます、という返事でした。とても恐縮しているようでしたね。
すぐにやってきて、下の方を切ってくれました。これで大丈夫です。プロでも、こんな間抜けなことをやってしまうこともあるのでしょう。
今回のコンロには、タイマーがあったり、お湯が沸いたら知らせてくれたり、なんだか「便利」そうな機能がいっぱい付いていました。でも、そんなもののために信じられないほどの高いものになってしまっているのですね。ただ普通に安全に火が点いたり消えたりするだけで十分なのに。