おやぢの部屋2
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ドイツ・レクイエム
 今日は、成人式、ではなく、合唱の演奏会のハシゴでした。実は、いまエストニアからやって来た男声合唱団が日本に来ていて、おととい地元の男声合唱団などとのジョイントコンサートを開いたばかりです。ただ、その日はあいにく私はニューフィルの総会があったので、聴きに行くことができませんでした。その合唱団が、今日の「男の合唱まつり」にゲストで出演するというので、ちょっと最初だけでも聴きに行ってみようと思いました。開演予定の12時半に「日立システムズホール仙台コンサートホール」に行ってみると、会場は満席、後に立ち見の人がたくさんいました。こんなに人が入ったところは初めて見ました。これはゲスト狙い?でも、そんなゲストだから出番はおそらく最後、まず聴けることはないだろうと思っていたら、なんと、いきなり最初に15分のステージを聴かせてくれたではありませんか。これはラッキーです。
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 とても柔らかな音色で、男声とは思えないほどの緻密なハーモニー。これはすごいものを聴いてしまいました。本当はパリンカにちょっとした知り合いがそれこそゲスト出演することになっていたので、それも聴きたかったのですが、それは最後から3番目ということなので、ちょっと間に合いません。
 というのも、そのあと今度は「東京エレクトロンホール宮城大ホール」(ウソみたいですが、これが正式名称)にブラームスの「ドイツ・レクイエム」を聴きに行く予定だったものですから。着いた時にはもう開場されていて、ホールの前には誰もいませんし、なんだかお客さんも少なめ。2階のバルコニーに行こうと思ったら、3階以上は閉鎖されていて、お客さんは入れないようになっていました。私が座った一番前のバルコニーも、他に誰もいませんでした。ステージからは目立ちそう。ところが、開演間際になってどんどんお客さんが入ってきて、1階はほぼ満席、私のブースも、こちらは演奏が始まってからどんどん人が入ってくる始末。3階を開けなかったのはとんだ誤算でしたね。おそらく、1200人ぐらい入ったのではないでしょうか。うらやましいですね。
 最初のステージはまずシュッツの無伴奏のモテット。120人ぐらいで歌うシュッツなんて、どんなことになるのかと思っていたのですが、これがもう歌い出しから大人数を感じさせないようなとても繊細な音楽が聴こえてきたので、ちょっとびっくりしてしまいました。その上に、フットワークがとても軽くて、ポリフォニーでも、リズミカルなホモフォニーでも、自由自在に躍動感が伝わってきます。そう言えば、この合唱団を無伴奏できちんと聴いたのはこれが初めてだったかも。なんか、ものすごいポテンシャルを感じてしまいました。
 メインの「ドイツ・レクイエム」も、こちらは大人数の威力が最大限に感じられる、繊細なところからパワフルな部分まで、とても振幅の広い演奏でした。さらに、やはり表情付けがとても細やか、これは、オーケストラではなく、ピアノ2台の伴奏だったからかもしれません。おそらくオケが入ったら、これほどのていねいな演奏は出来ないのかもしれませんね。
 とは言っても、やはりオケを聴き慣れていると2台ピアノというのはちょっと違和感がありました。オケではあまり気にならない楽器のズレが、ピアノだけだととても目立つのですよね。この合唱がこのテンションでオケと一緒に歌ったところを聴いてみたいものです。いや、こういう合唱が、もしニューフィルと一緒に歌ってくれたりしたら、すごいことになるのではないでしょうか。なんせ、ニューフィルは最近はなかなかまともな合唱団と共演したことがなくて、合唱ってそんなもんだ、という先入観がはびこっていますからね。
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 ところで、会場でもらったチラシによると、今年はこの後5月と9月に、この曲のオーケストラ版が演奏されるんですって。合唱にとっては、ハードルが高そう。
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by jurassic_oyaji | 2014-01-13 20:52 | 禁断 | Comments(0)