おやぢの部屋2
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マスターテープの劣化
 仙台では87年と1週間ぶりの大雪は、昨日あたりはお天気が良かったので割と早く除雪が進んでいるようでした。ところが、夕べは気温が低かったもので、融けた雪は朝になったら凍っていましたね。職場の石段が道路とつながる部分を、きのうはきれいに雪をどかして、融けた水がきちんと排水溝に流れるようにしておいたのですが、今朝その前を車で通ったら、その水が全部凍っていました。
 お昼過ぎに見に来たら、こんな感じ。

 まだ表面は凍っていますが、下の方は水が流れているみたいですね。
 上の方も、もちろん残った雪がカチカチに凍っていますから、スノーダンプで軽く運ぶ、なんてことは出来なくて、スコップでしっかり掘り出さなければいけません。それでも、日陰で完全に凍ってしまったところはもうどうしようもないので、放っておくしかありませんね。でも、ちょっとでも日が当たるところだと、午後あたりには少し融けだして、上手にスコップを入れてやると、かなり広い範囲が1枚のまままとまってはがれることがあります。

 これは、とても気持ちのいいものです。ほんの少し力を入れるだけで、面白いようにはがれてくるのですからね。ただ、こんなにうまくはがすためには、いろいろ条件が揃わなければいけません。そんな条件がすべて整った場所を探し当てて、うまくはがすことが出来たときには、まるで宝物を掘り当てたような気になってしまいますよ。ただ、あまり面白がってつい力を入れてしまうと、あとで腕や腰にダメージが残りますから、それは覚悟しなければいけません。
 そんなグッタリした状態で、留守録をしておいた日曜日のFMを聴いてみます。自宅では、ラジオを録音する設備がありませんし、職場の方がずっと音が良いですからね。いつもは月曜日に聴くのですが、今週はもう朝から雪かきでそんな余裕はありませんでした。
 それは、山下達郎の「サンソン」です。雪が降った時には、家でぼんやりするしかない、という話の流れで、そこで最初にかかった達郎の曲が、ベスト盤などには入っていない「ひととき」という曲でした。実は、これが入っている「メロディーズ」というアルバムのLPを買っていたのですが、「クリスマス・イブ」だけ聴いて、あとはほったらかしてありました。そこで、せっかくなので、FMの音と聴き比べてみましたよ。そうしたら、スピーカーやアンプは同じなのに、もう全然違う音で(当たり前ですが)びっくりしてしまいました。ボーカルなどは、LPではちょっとした歪みまで、はっきりわかりますし。
 そこで、ついでにこの中の別の曲で、ベスト盤のCDに入っているものを比べてみようと思いました。そうしたら、「悲しみのJODY」などは、サックス・ソロ(ブルコメの井上大輔さんが吹いていたんですね)の音がものすごく歪んでいました。LPは、その歪みがもろに聴こえてくるのですが、それがCDになると、歪んだ状態はそのままなのに、全体が平べったい音になっていて歪み自体があんまり目立たないんですね。そこで、もしやと思って「クリスマス・イブ」のア・カペラの部分を聴いてみたら、やっぱりものすごく歪んでいます。これも、LPでそのことを確認してからCDを聴くと、それがはっきりわかります。こういうことが分かってしまうと、もうCDなんて聴きたくなくなってしまいます。
 それにしても、こういう歪みは録音の時に生じたのであれば、その場でチェックできたはずです。そうではなくて、こういうのがアナログ・テープの「劣化」というものなのでは、という気がするのですが、どうでしょう。CDのマスタリングでは、それを上手に隠すことが出来ますが、LPではそのまま表れてしまったのでは、という疑惑は、ありえないことなのでしょうか。そんな聴き方で、「リング」のブルーレイ・オーディオを聴いてみると、歌手の声が全部歪んで聴こえますから、困ったものです。
 練習が終わって帰ってきたら、さんざん使ってボロボロになったスノーダンプが捨ててありました。こういうのも「劣化」というのでしょうね。

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by jurassic_oyaji | 2014-02-18 23:09 | 禁断 | Comments(0)