この間、チラシ配りに走り回っている時に、長町駅前付近でこんな車が前を走っていました。
話には聞いたことがありますが、これが「富士山ナンバー」なんですね。でも、車のナンバーというのは、実際にそこに住んでいる人が付けられるもののようなイメージがありますから、この人は富士山の頂上あたりに家があるのでは、などと考えたくなってしまいますね。正直、こんなナンバープレートを付けて走るのは恥かしいのでは、と、他人事ながら心配になってきますが、どうなのでしょう。
こんな風に名所旧跡がナンバーになれるのなら、私の職場にちなんだ「東昌寺」ナンバーなんかもできるかもしれませんね。
もうすぐ震災から3年ですが、職場ではこの間から始まった山門の工事は順調に進んでいますし、だいぶ前に頼んであった本堂の中の襖の修復作業も完了しました。
これが、震災の時にボロボロになってしまった6枚組の襖です。その後、これが入っていたところは補強のために2枚分のスペースを壁にしてしまいましたから、もう入れる場所がなくなってしまうので、廃棄するか、襖絵だけをはがして保存するかという話になっていました。しかし、出来れば元通りにしたいという希望もあり、一応専門の業者に修復を依頼したのですよ。その成果が、これです。
見事に、傷がなくなっていますね。ほんと、近くに行って見てみても、どこを修理したのか全く分かりません。ですから、「ビフォー」と「アフター」を、一番破損が激しかった部分で比べてみましょう。
これが、
こうなりました。いやあ、もう気の遠くなるような作業が行われたことが想像できますね。あとは、全体の汚れもきれいにふき取ったのでしょうね。幾分明るい色に変わってました。
これは、もう前のようにつなげて入れるスペースがなくなってしまったので、実際はこんな風に入りました。
これはこれで、なかなかいいものではないでしょうか。