なんでも、明日からは3連休になるそうなのですね。このところ、目の前のことに追いまくられて、やっと気が付きました。つまり、あさっての本番の次の日はお休みになるので、思いきり弾けられる、ということになります。というより、あさってが本番という気がまるでしないのが、ちょっと問題です。やっぱり、半年間ダラダラと練習を続けないと、本番のような気になれないようなカラダになってしまったのでしょうか。
あるいは、ニューフィルの場合は、もう本番の3か月以上前にはポスターやチラシが出来上がりますから、そんなのを持ってあちこちをまわったり、といった仕事をこなしながら、じわじわと本番モードに近づいて行く、という「過程」が必要なのでしょうか。
今度の演奏会も、そんなスケジュール通りに、チラシやポスターが出来上がり、さっきそれの袋詰めをやって来たところです。これがあれば、いよいよ本格的な広報活動が始まることが自覚できるわけです。それを私が配る分+あさっての本番の時に挟み込んでもらう分を持ってみたら、結構な重さになっていましたね。それを駐車場の車まで運ぶ時に、もしここでまた腰痛が起こったらどうなるのだろう、なんて考えてしまいましたね。チラシに押しつぶされて、通路に横たわっているなんて、なんともみじめ。でも、幸い何事もなく、車に収めることが出来ましたよ。
このところ、毎回チラシなどを持って行ってくれる人が増えているのが、嬉しいことです。別に特定の人に「やってください」とお願いしているわけではないのですが、「これだけ行くところがあって、まだ担当者が決まっていません」という伝え方をすると、しばらくして「うちのそばです」なんて申し出てくれる、という感じです。そんな、言わば手作りの宣伝活動の結果、市内のほぼすべてのホールや市民センターにチラシなどがいきわたることになったのですから、これはとても素晴らしいことのように思えてしまいます。というか、これがアマチュアの活動の原点ではないか、というような気がするのですよね。みんな忙しいので、出来ることはお金を出して業者にお願いする、という姿勢は、こと広報活動に関してはあまり当てはまりません。というか、そこまでやってくれる業者なんてありませんって。
ところで、前にCD900STを自宅で使うと、コードが短いので延長コードをつけたら音が悪くなったということを書きましたが、それはやはり間違いないことが、何度も聴き比べていると分かってきます。前の時は、標準サイズのものがないので仕方なくミニプラグの延長コードを買ってきて、両端にアダプターをつける、ということをやっていたので、接点が多すぎて音が劣化したのでは、と思っていたのですが、その後、標準の延長コードというものがちゃんとあることを知って、それを試してみました。ただ、それは最短でも3mのものしかありませんでした。ただ、ケーブル自体はミニプラグ用よりも太くなっているので大丈夫かな、と思ったのですが、やはり長過ぎたのか、それをつなぐとミニプラグほどではなくても確実に音が悪くなるのが分かるのですよ。
それをはっきり気づかせてくれたのは、昔買ったオフコースのベスト・アルバムです。最初、延長コード付きで聴いていると、コーラスあたりが明らかに歪んでいます。昔のマスタリングはこんなものなのかな、と思ったのですが、ハタと気が付いてそれを外して直でつないだら、全然違って、しっかりしたコーラスが聴こえてくるではありませんか。
これが、自宅のCD棚の一部です。3年前に全部ぶちまけられてから、ただ放り込んであったものを、徐々に元に戻すようにしているのですが、いまだに元通りにはなっていません。でも、こんないい音で聴けるようになったので、また聴き直すためにも、埋もれて分からなくなっているCDがなくなるように、きちんと並べ替えなければ。