おやぢの部屋2
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杜の都合は、無事終了
 「杜の都 合奏団」の本番が終わりました。長い一日がやっと終わった、というところでしょうか。ニューフィルでは味わえないなんか特別な充足感と、同時に疲労感に襲われて、グッタリしてます。
 なにしろ、この演奏会は指揮者のNさんが、ほんとにお一人で殆どの仕事をこなしていますから、今日の本番に向けて楽器を運ぶ、なんてこともやってます。ですから、会場の準備には間にあわないので、代わりに私が鍵をもらったりすることになっています。開けてもらえるのが9時なので、それまでにはメンバーは集まっていますから、その前に手続きをしておかないと、時間が無駄になってしまいます。私としては遅刻は許されません。そこで、かなり早めに家を出て、8時半には会場に着きましたから、まず鍵をもらいに事務室に行ったら、受け付けは出来るけど、5分前にならないと鍵は渡せないと言われました。まあ、どこでもそんな対応なのでしょうから、これは仕方がありません。
 その5分前には、殆どのメンバーが集まっていましたから、中に入ったらすぐステージの設営です。これも私が任されていたので、山台の組み方などを他の管楽器奏者と相談して決めたりします。そうすると、会場担当のお兄さんが、必要なものを揃えてくれるので、すぐ終わりました。いつもの設営に比べれば、かなりコンパクト。
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 このお兄さんは、こちらでステマネなどは用意していなかったので、結局ステージに出る指示を出したりしてくれていましたね。それと、録音の仕事もやってくれていたようでした。録音用のコンソールがあったので見てみたら、CDに直接録音するレコーダーと、そのバックアップとして、SDカードにファイルを記録するレコーダーがあるようでした。しかし、それとは別にTASCAMのDSDレコーダーがありましたよ。最近のホールではこんなものも使っているんですね。でも、そのお兄さんにきいてみたら、「それは、DVDの音声だけを録音する機械です」なんて、わけのわからないことを言ってましたね。もしかしたら、そういうことは専門外だったのかもしれません。案の定、本番では後半のCDの録音に失敗してしまったそうです。まあ、SDカードのバックアップがあったので、大丈夫だったそうですが。
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 まずはゲネプロから始まります。きのうの練習で、もう殆ど完成されているほどのものに仕上がっていたように私には思えたのですが、Nさんはあくまで最高のものを求めて最後のダメ出しを行います。ただ、私のコンディションは、きのうが最高、何もしなくても自然にポイントが見つかったのに、今日になったらそれが微妙にうまくいきません。あくまで私の問題なので、他の人が聴いてもあまり分からないはずですが、確実に私のストレスは高まっていました。
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 ゲネプロは終わり、気を取り直して、まずはチラシの挟み込み作業を手伝います。もちろん、出来たばかりのニューフィルのチラシと、あとは他の団員の関係しているものが2種類、こういうことは、なかなかやる機会がありませんから、貴重な体験です。
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 それが終わったらお昼ご飯、私は楽屋で他の管楽器の人たちと食べ終わってロビーに出てみると、弦の人たちが楽しそうにみんなで食べていました。せっかくなので、Sさんご自慢のコーヒーを頂きます。
 本番になったら、ステージの暑さでコンディションはさらに悪化、そのケアに神経を使っていると、つい緊張が切れて2ヶ所ほど、かなりハデなミスをやらかしてしまいました。これはちょっと悔やまれます。でも、今回は、全ステージを1人で吹ききるという、ニューフィルではまず体験できない「全乗り」でしたから、実際にこういうハードさも味わえて、とても楽しい勉強になりました。
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 打ち上げでは、この企画は今回限りの一発オケではなかったことが分かり、また新たな体験が期待できそうです。こんな、ハードだけれど得るところの多い演奏会だったら、ぜひ参加したいものです。なお、今回の入場者数は134人だとか、私には上出来だったような気がします。演奏会が始まる前に、ホールの前にいたBさんに、カメラを渡してたくさん写真を撮ってもらいました。こんな写真は予想外、他に撮っていた人はいなかったようなので、なによりの記録になりました。
by jurassic_oyaji | 2014-07-20 23:42 | 禁断 | Comments(0)