おやぢの部屋2
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いまさらながら、WIKIのデタラメさ加減には驚きます
 今度買った○ITACHIの洗濯機は、無事に動き始めました。

 マニュアルにはいろいろ面倒くさいことが書いてあったのですが、とりあえず必要なところだけを読んで、実地に使ってみれば、すぐに使い方はマスター出来ます。それは、15年前に買った今までの洗濯機とほとんど変わっていないように思えます。まあ、基本的な機能はもう完成されているのですから、そのあとにやることと言えば細かい修正だけでしょうから、使い方もそんなに変わることはないのでしょうね。そんな細かいところは、たとえば洗い方などに現れていました。今回はふたの一部が透明になっていて中の様子を見ることが出来るので、そのあたりの違いをつぶさに観測できます。なんだか、3通りぐらいの「技」を使って、バラエティ豊かな洗い方を展開しているようでした。
 でも、一番変わっていたのは、洗濯開始と終了を知らせるブザー音でした。前はただ「ピッ、ピッ」だけだったのですが、これはメロディが演奏されています。それも、開始と終了で別のメロディという芸の細かさですよ。どちらもモーツァルト、開始の方はハ長調のピアノ・ソナタ第1楽章の冒頭(ド~ミソ、シ~~ドレド)ですし、終了は有名なトルコ行進曲のソナタの第1楽章の変奏曲の主題です。それ以外に、終了10分前にも、これはただの「チャララッ」という音が流れます。
 まあ、最近はみんなこんな風にメロディで知らせるのが主流になっているみたいですね。除湿機で水タンクが一杯になると、伝バッハの「メヌエット」が鳴りますしね。まあ、それで少しでも家事のストレスが癒されるのなら、いいことなのではないでしょうか。しかし、そこにはとんでもない落とし穴がありました。洗濯機の終了音に、なんか違和感があるのですよね。よく聴いてみると、こんなメロディになっていました。

 いったい、原曲のどこを聴いたらこんな風になるのか、とっても不思議なのですが、これに気が付いてしまうともう気になって仕方がありません。これを作った人たちは、誰一人として疑問を持ったりはしなかったのでしょうかね。
 マニュアルを読んでみると、どうやらこのメロディは他のものも洗濯、いや選択出来るようでした。そこで、それを試してみたのですが、こちらはなんともイライラするような音列だったので、これだったらこの間違ったモーツァルトの方がまだマシだ、と思えてしまいましたね。でも、この音を聴いて育ったお子さんが、いずれピアノのレッスンに通うようになった時に、このイ長調のソナタをやらされて逆に違和感を覚えることはないか、と、どうでもいいような心配をしてしまいます。
 まあ、これはそれほど罪のない間違いでしょうが、ネット上ではこれ以上の間違いが平気で横行していて、まさに野放し状態なのですからたまりません。実は、きのうの「おやぢ」では、ブリュッヘンが亡くなったことを受けて、急遽リリンクのネタを持ってきたのですが、手元に資料がなかったのでとりあえずWikipediaを見てみたら、そこには「リリンクは満80歳の誕生日を持って指揮活動を引退した(原文のまま)」と、堂々と書いてありました。確かに、バッハ・アカデミーの音楽監督を辞めたのは知っていたので、とうとう指揮活動も辞めてしまったのか、と思って、一応そんな感じで原稿を仕上げました。しかし、念のために、と、CDのプロフィールをきちんと読んでみたら、そこには「80歳になって、要職は辞任したが、指揮活動と教育活動はまだ続けている」とあるではありませんか。いやあ、危ないところでした。へたをしたら、このWikiのデタラメを拡散してしまうところでしたよ。ここから何かを引用する時には、きちんと裏を取ることが絶対に必要です。というか、ひところ「お一人○円ずつ寄付してください」とか騒いでいましたが、こんなものにお金を払う人なんか誰もいませんよ。
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by jurassic_oyaji | 2014-08-15 21:26 | 禁断 | Comments(2)
Commented by ななしのごんべい at 2014-08-16 03:33 x
いつも楽しく拝見しています。
「リリンクは満80歳の誕生日を持って指揮活動を引退した(原文のまま)」という記載はドイツ語版や英語版にはないようですから、Wikiの日本語版著者による独自見解のようですね。
Commented by jurassic_oyaji at 2014-08-16 20:37
ななしのごんべいさん、コメントありがとうございました。
書いた本人はスクープだと思って、張り切って書きこんだのかもしれませんね。