おやぢの部屋2
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ジャズフェスと「後宮」とサリエリ
 昨日と今日は、仙台名物の「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」の開催日です。秋晴れの下、屋外で演奏しているおびただしいバンドやグループを聴きながら歩き回る、という、人気のイベントですね。ところが、今年は昨日も今日も、お天気が芳しくありません。いや、しっかり青空は出ているのですが、それが急に黒い雲に覆われてものすごい勢いで雨が降ってくるという、ゲリラ豪雨に見舞われてしまっっていました。
 昨日は、そんな話をニュースで聴いただけでしたが、今日は、午後からオペラ(モーツァルトの「後宮」)を見に行く予定があったので、その前にちょっとア・アペラなどを聴いていました。ここはちゃんと屋根のあるところですから大丈夫でしたが、その頃他のところでは急に降った雨の対応に追われていたのでしょう。このグループは知人の知人の知人という間柄なので聴きに来たのですが、メンバー全員がソロを歌えるという実力派でした。なによりも1人でベースとヴォイパ、そして張りのあるソロにハーモニーと、全てのパートを完璧にこなせるような人が集まっているのですから、すごいですね。ちょっとハーモニーが甘かったのは、ご愛嬌。

 そこから、オペラの会場の県民会館までは、普通は10分も歩けば着いてしまうのですが、今日はその通り道をふさいでライブが行われているので、歩くだけでも一苦労、ちょっと面白そうなところは立ち止まって見てしまったりしますから、なかなか目的地にはたどり着けません。実は、この公演はキャストを変えて2日間行われるうちの、明日の分を買ってありました。ところが、おとといになってニューフィルに、ここで指揮をする末廣さんから招待状が届いているという案内がありました。そこで、別のキャストの今日の分をありがたく頂くことにしていたのです。そのチケットの現物は、受付で名前を言えばもらえるのだということになっていましたが、果たしてちゃんと用意してあるかは、行ってみるまで分かりません。
 ところが、行ってみると、招待券の受付には、ベルモンテ役のJ先生が普通の格好で立っていました。今日は出番ではなかったんですね。そこで、「〇〇さん(私のこと)、チケット探して上げますよ」と言って、私宛の封筒を渡してくれました。無事、席に着くことが出来て、開演を待っていると、隣にはニューフィルの人があと3人、まとめて用意してくれたのですね。

 「後宮」は、何度も放送の映像やDVDやBDのパッケージで見たことがありますが、「生」でステージを見るのは初めてです。ジンクシュピールなので、今回のプロダクション(仙台のカンパニー)はセリフは日本語、アリアはドイツ語で歌って日本語字幕が付くという「ハイブリッド」版です。それで、演出は、というと、なんと指揮の末廣さんがご自身で演出も手掛けていました。すごいですね。演出のプランはごくオーソドックスなものですが、末廣さんはセリフにも工夫を凝らし、あちこちに末廣さんらしさがちりばめられた楽しいものとなっていました。あまり詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうので、明日聴く人のためにこの辺で。
 プログラムにも、やはり末廣さんらしいエッセイが載ってましたね。これはなかなか面白かったのですが、別の人が書いた「曲目解説」の中には、こんな間違いが堂々と掲載されていました。

 筆者は仙台の大学で教鞭を取られていたこともある音楽学者ですが、ちょっとこれはおそまつですね。そもそも、「パイジェッロ」の没年が間違ってますし(本当は1816年)。
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by jurassic_oyaji | 2014-09-14 20:41 | 禁断 | Comments(0)