おやぢの部屋2
jurassic.exblog.jp
ブログトップ
「後宮」と「虹彩」
 三連休の後半は、なんとオペラを2日続けて見る、というものすごいことになっていました。私は最初から2日目のキャストを聴きたかったので、早々とチケットを買ってあったのですが、ご存じのように間際になってさる筋から招待券が頂けるという「うまい話」が舞い込んできたものですから、喜んで恩恵にあずかることにしましたよ。なんせ「後宮」は大好きなオペラですからね。そこにもってきて、今回の公演はセリフ役のセリム以外のキャストは全て日によって違うという、究極のダブルキャスト、つまり同じオペラを、全く別のキャストで2日連続楽しめるいう、めったにないチャンスだったのですよ。
 ま、とは言っても、METやコヴェントガーデンのように、世界的な歌手が集まっているわけではありませんから、そこは少しは加味する必要はあるでしょうね。「楽しむ」というよりは「苦しむ」ことがあるかもしれませんし。
 結果的には、2日間にわたって見たのは、やはり正解でした。まさに一長一短ですが、1日目にちょっと?と感じたロールが、次の日になったらとても素晴らしかったり、あるいはその逆で、2日目は少し落ちるな、とか、勝手なことを言いながら充分に楽しませていただきました。私の中で一番ウケたのは、1日目のペドリッロです。とても「声楽家」とは思えないような体型と風貌で、全身から「笑い」をふりまいていました。それだけではなく、「歌」がものすごくうまいのですよ。いや、歌手が歌がうまいのは当たり前のはずなのですが、なぜかこの人の場合は、それがものすごいことのように思えてしまいました。
 オスミンも、芝居は二人ともとても様になっていて、存分に楽しめたのですが、こちらは「歌」に関してはちょっと満足には程遠い状態でした。いや、これはまさにないものねだり。このロールは、ものすごく低い音が出せないと本当の味は出ないのですが、そんな低音を出せる人なんか、日本にはほとんどいませんし、ましてや仙台で見つかるわけもないのですからね。
 オケは、1日目と2日目では全然違って聴こえました。これは、聴いた場所の違いです。1日目は1階の後の方で、普通にステージにいるオケを聴く分には何の問題もない席なのですが、オケピットの前の覆いのせいで、ヴァイオリンの音が全然聴こえてきませんでした。それが、2日目の、自分で買った思いきり安い3階席だと、そのヴァイオリンがちゃんと聴こえてくるのですからね。ホルンなども2日目の方が「当たって」いたようですし。
 もちろん末廣さんは全曲暗譜、それで全ての歌手のキュー出しを完璧にやっているのですから、本当にすごいですね。その上に演出までやっていたのですから、なんという。「一の蔵」とか「藤崎」といったギャグも、見事に決まってましたね。でも、そのセリフが、なんとも間延びしていて流れの悪いものでしたね。これは、「劇団四季」なんかでも感じたことですから、どうしようもないのかも。

 ところで、今日は朝早く眼科に行って「手術」を受けてきました。いえ、網膜細胞の移植とか、そんな大げさなものではなく、虹彩にレーザーで穴を開けるという、ほんの5分ぐらいで終わってしまう簡単な手術なんですけどね。言ってみれば、「眼のピアス」でしょうか。これをやっておくと緑内障の発作などを予防出来るというのですが、身近な人で何人も受けていたので、先週の定期健診の時に勧められたら即やってもらうことにしてました。今日は右目、来週は左目です。ほんとに痛くもなんともない手術ですが、レーザーを当てるたびに、目の中で「ジュッ」という音がして、不気味でした。
 終わったらそのまま帰れるのですが、虹彩を広げる薬のせいで瞳孔が開かなくて、暗いところに行くと右目だけ暗くなる、というのが変でしたね。鏡で見てみたら、見事に瞳孔の大きさが違ってましたっけ。
[PR]
by jurassic_oyaji | 2014-09-16 20:54 | 禁断 | Comments(0)