おやぢの部屋2
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ピアノ合わせ
 ニューフィルの最後の指揮者練習、そして、きのうはピアニストの登場でした。それは午後からの予定ですが、まずは午前の部、ピアノの合わせにたっぷり時間をとったために、10時ではなく9時45分に音出しなのですが、もうこの時間には指揮者の橘さんは指揮台の上で準備体制を整えていました。結局5分前にはチューニングも終わって合奏が始まってしまいました。10時開始だと思っていて、あわてて駆け込んでいた人もいましたね。

 お昼休みのあとは、いよいよラフマニノフです。この前ここで代奏のピアノを使った時には、ホールに備え付きの2台のピアノのうちの安いセミコンでしたが、今回はもちろんフルコン、YAMAHAのCFを使います。それをやはりオケの方に向けて天版を開いた状態でスタンバイです。
 現れたヤスィンスキイさんは、写真から想像していたよりずっと大柄、そして、横幅も太めでした。なんか、勝手に「クールな若者」というイメージを持っていたものですから、この体型にはびっくりです。やはり、ロシア系の重量級、という感じでしょうか。

 テンポはすごく早いぞ、という噂を聞いていたのでちょっと怖かったのですが、スタートは意外と普通、というか、どちらかというと遅めのテンポで始まりました。オケのテーマに乗って、軽く手慣らし、といった感じです。ところが、変奏が進むに従って徐々にテンポが上がって行って、後半になるともう付いていけなくて、オケは崩壊寸前です。今まではシングルで吹けたフルートのパッセージも、急遽トリプルに変更です。もうガタガタですね。

 さすがにどうしようもなくなったので一旦停めて、また再開します。なんとか最後までたどり着いた時には、もうグッタリでした。でも、なんかいい意味での緊張感がオケ全体に漂っていましたね。橘さんに言わせれば、「3倍増しのテンション」です。

 返す時には、橘さんはヤスィンスキイさんとはドイツ語で会話、すごいですね。完璧に相手の気持ちが把握出来ているようです。そこで、本当に細かいところまで納得のいくまで繰り返して、なんとかピアニストの音楽の「揺れ」にオケがきっちり合わせられるようにしています。なにしろ、ソリストの一つ一つの音符の出入りをきっちり指摘して、それにこちらの楽器を合わせるというのですから、すごいですよ。本番で全く別の崩し方をされたらどうにもならないかもしれませんが、きっちりソリストを聴くことだけは、身に着いたはずです。
 ソリストは、豪快な上に繊細さも備えたという、素晴らしい演奏でした。あとは本番直前にもう1回合わせる機会がありますので、さらに精度の高いものに仕上がりそうな予感です。正直、今回のプログラムは私の出番はいまいちつかみどころがなくて乗れなかったのですが、これでかなり「やる気」が出てきました。頑張ってやろうじゃないですか。
 実は、この間目の手術を受けた時に、保険の請求をしてみました。大した額ではなかったのですが、保険が下りると言われたもので。それが認められて、振込の通知が届きました。見てみたら、手術費用の5倍の金額でした。いえ、別に診断書を捏造したりとか不正な請求などは一切行っていませんよ。これが、その手術に対する正当な評価額なんでしょうね。これだったら、メガネのレンズを新しくした費用を賄ってもまだおつりが来ますね。
 そんないいことがあったので、きのうちょっと(というより、かなり)いやなことがあったのですが、それも帳消しになりました。理解不能な人はどこにでもいるものです。気にせず、前向きに進むことにしましょう。
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by jurassic_oyaji | 2014-10-20 21:15 | 禁断 | Comments(0)