おやぢの部屋2
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初練習
 ゲルギエフとミュンヘン・フィルが仙台に来るんですね(→こちら)。ちゃんとした外国のオケが仙台で演奏するなんて、しばらくなかったような気がしますが、ピアニスト目当てにチケット争奪戦が繰り広げられるのだと思うと、ちょっと憂鬱です。まっ、ニューフィルの演奏会の集客に影響はないはずですが。
 そのニューフィル、きのうは今年初めての練習でした。職場での振替の集計作業がなかなか進まないので、もう少しやってから出かけようと思っていました。確か、曲順は「白鳥の湖」からだったはずなので、少しぐらい遅れて行っても大丈夫でしょう。でも、もしかしたらまた「少し遅くなります」みたいな連絡があって、席が空いてしまうこともありますから、まあ、音出しには間にあうようにはしましょうか。
 でも、一応念のために日程表を確認してみましょうか。なんせこれを作っているのは私ですから、間違いなどはあり得ません。というか、もし間違っていても、全ての団員がこれに従って行動しているのですから、ある意味すごいことですね。極論すれば、私が、全団員の行動を支配している、と言えるのではないでしょうか。
 その、権威ある日程表を見てみると、なんと、最初にやるのは「カルメン」だったではありませんか。いやあ、自分で作っておいて間違えるなんて、そんなこともあるんですね。危ないところでした。そうなったら、普通に少し早めに行っていないとまずいので、もう仕事はいい加減に打ち切って練習場に向かわなければいけないじゃないですか。ほんとに、日程表というのは重要なものなんですね。
 初練習なので、それぞれに「あけまして…」とか言いあっているという、新年の風景が見られるのはなんか和みます。でも、弦楽器の方面はちょっと出足が遅いでしょうか。まず椅子を並べて譜面台をセットしていると、年を越した鉄製の譜面台が、凍りつくほどに冷たくなっていました。パートの分だけ組み立てただけで、もう手が凍えるほどでしたね。それよりも、部屋の温度があんまり上がっていません。このセンターは、冬場だといつもは汗をかくぐらいにガンガン暖房をかけていませんでしたっけ?でも、指揮者は上着を脱いだワイシャツ姿で振ってますから、木管がいるあたりの中央部だけが寒いという温度分布になっているのかもしれませんね。
 前半の「カルメン」が終わって、あとは降り番なので、まずFacebookページ用の写真を撮ってみました。
初練習_c0039487_16581810.jpg
 こんな感じ、結局金管はトランペットとホルンは全員出席という快挙でしたし、木管も、本吹きはほぼ全員揃っていましたから、後ろ半分は充実していますが、前半分は一部のパートを除いては空席が目立つ、という感じでしたね。こういうのをFacebookページにアップすると、その直後からどんどんリーチや「いいね!」が寄せられるので、ものすごい手応えが感じられます。まあ、一応今年もニューフィルをよろしく、みたいなコメントも付けてありますので、それなりの宣伝効果も期待できるのではないでしょうか。
 帰り際には、「白鳥の湖」のパート譜を、きれいに清書してプリントしたものがゲット出来ました。パート内の「連れ合い」さんがその道のプロなので、気を利かして作ってくれたんですね。もう見るからにやる気が起こるようなきれいな譜面です。
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 前のは、手書きの上に何度もコピーを繰り返したものをダウンロードしてさらにコピーという、最悪の印刷状態でしたから、もう譜面を読みとること自体が苦痛でしたからね。
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 これで、やっときちんとさらうことが出来るようになりました。すでに2番とピッコロは体験済みですが、1番も間違いなく(しかも指揮練)代わりに吹かなければいけないはずですから、これがあれば楽しく練習できることでしょう。
by jurassic_oyaji | 2015-01-07 21:21 | 禁断 | Comments(0)