おやぢの部屋2
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ピッコロフラッグ
 オケをやっていると、フルート以外にたまにピッコロも吹かなければいけない時があります。今やっている「カルメン」だって、一応1番をやることになっていますが、1曲だけ持ち替えでピッコロを吹く部分があります。それに、自分のパートではなくても、ピッコロを吹く人が休んだりすれば急遽代わりに吹かなければいけませんから、ピッコロはいつも持ち歩いています。というか、フルートのケースに一緒にピッコロも入るようになっているんですけどね。

 ピッコロは木製ですから、中に水がたまらないように常に掃除をする必要があります。あまり水がたまると、今度は穴がふさがってしまって音が出なくなることもあるので、この作業は欠かせません。掃除をする時には、「掃除棒」という細い棒に布切れを巻きつけて楽器の中を吹くのですが、普通の掃除棒は短いので、楽器を2つに分解しないと、全部の水分を取ることはできません。演奏中などはそんな時間がないので、困ってしまいます。
 ですから、私はずいぶん前から、組み立てた状態でも内部が全部吹けるような掃除棒を自分で作って使っていました。いや、実は仙台フィルの人がやっているのを見て、教えてもらったのですけどね。それが、写真の右端の2本です。

 ただ、これはそれこそ「ちりはたき」見たいにヒラヒラの布が付いているだけなので、あまり細かいところまでは届かずに、頭部管のすみなどは水滴が残ったままでした。でも、とりあえずトーンホールまわりの水は取れるので、ずっと愛用していました。しかし、これもだいぶ年季が入って来たので、そろそろ新しいのを作ろうかとも思いましたが、こういう需要はあるはずなので、もしかしたらこんな商品があるのではないか、と探して見ることにしました。
 最初にネットで見つけたのは、木製の少し長めの掃除棒です(写真の真ん中)。「三響用」なんて書いてありましたが、どこのメーカーでも同じだろうと思って買ってみました。そうしたら、太すぎて私のピッコロには差し込めないのですね。考えてみたら、「三響」のピッコロは金属製で、管の形は木製のようにテーパーがかかっているのではなく直管なのでした。ですから、この太さでも楽々挿入出来るのですね。これは完全な失敗でした。
 さらに、しばらくいろいろ調べているうちに、「ピッコロフラッグ」という言葉が見つかりました。画像を見てみると、かなり細いものですが、先にかなりしっかりした布状のものが四角形になって付いています。これだったら、理想的な掃除棒ではありませんか。でも、いざそれを買おうと思っても、どこでも「売り切れ」になっています。どんなサイトでも「人気商品なので、入荷の見込みはありません」というようなコメントが見つかります。でも、あきらめずに探したら、「少量ですが入荷しました」というところを見つけました。本当は何種類かの色違いがあるようなのですが、ここではグリーンしかないようです。でも、この際色の好みなんか言ってられませんから即注文をしてしまいました。そこは高知県あたりの楽器店だったのですが、2日後の今日、届いてしまいました。これが、写真の左端です。先っぽはこんな感じ。

 今日は木管の分奏だったので、さっそく持って行きます。いやあ、これは素晴らしい。ピッコロに奥まで差し込んで、軽く回転させながら抜きとると、この旗状の布の先にしっかり水分が吸いこまれています。頭部管の中も、カラカラに吹きとれてます。
 ただ、これは値段がかなり高いんですよね。それと、いったいどこで作ったものなのか、全く分かりません。なんか、不思議な商品です。
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by jurassic_oyaji | 2015-01-15 23:40 | 禁断 | Comments(0)