おやぢの部屋2
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マエストロ・アジマン
 天気予報では雪が降るなんて誰も言ってなかったのに、今朝外を見てみたらまるでこの間の大雪の時みたいなペースで雪がしんしんと降っているではありませんか。これにはちょっと焦ります。というのも、今日は北の方にあるホールで合唱の指揮者練習があるというのに、こんなに降ってしまったら車で行けなくなってしまうではありませんか。その指揮者というのは、イタリアからわざわざやってくるというのですから、そもそも「練習にはぜったい遅れるな!」というお達しがメールで回っていましたからね。
 でも、いかにも積もりそうな雪でしたが、意外とだらしなく、しばらくしたら止んでしまいました。マンションの駐車場も、ちょっと雪かきをしたら、あっさりときれいになってしまいましたし。
 そのホールというのは、この間書いた「図書館戦争」のロケに使われた図書館のそばにあります。ですから、しばらく行っていなかったその図書館に、まず寄ってみましょうか。ちょっと調べたいこともありましたから。明日の「おやぢ」に載せる原稿を書いていてちょっと引っかかったことを確認してみたかったのですよ。モーツァルトのK375の管楽器のためのセレナーデには、6つの楽器のための「第1稿」と8つの楽器のための「第2稿」があるのだということを、さるサイトで知ったのですが、そこではその2つの稿の調性が違っていると書いてあったのですよね。しかし、実際の楽譜をネットで見てもそんなことはなくどちらも同じ調だったので、そのサイトのマスターに問い合わせてみたら、「東京書籍の『モーツァルト事典』にはそう書いてあった」と教えてくれました。これは手元にはなかったので、図書館でそのもとの記述を見てみようと思いました。
 いつもは大きな道路寄りの正面入り口から入っていたのですが、駐車場から近い真ん中の入り口から入ったら、もうどこがどこなのかわからないほどになってしまいました。この図書館はまさに「迷路」ですね。やっと閲覧室を見つけて「音楽」の棚を探したのですが、それは置いてありませんでした。どうやらそういうものは別の「辞典・事典」のコーナーにあるようなので、そこを見たら、東京書籍のはないようでしたが、もっと新しいザスローの「全作品事典」(音友)が見つかりました。でも、それを読んでみてもどちらも同じ調のような説明でしたよ。Mさん。
 これについては、一つ考えられることがあります。「第2稿」はオーボエのパートが一番上の段にあるのですが、「第1稿」にはオーボエが入っていないので、B♭管のクラリネットのパートが一番上にあります。となると、これは移調楽器なので全音高い調性で記譜されています。それを見て、東京書籍の「辞典」を執筆した人が作品自体が別の調だと勘違いしたのではないか、と。まあ、事典などに原稿を書くような人がそんなお粗末な間違いを犯すなんてまず考えられないのですが、ほかの印刷物、例えば輸入盤のCDに付けられた「帯原稿」などではそんなレベルの間違いは腐るほど見かけますから、ありえないことではないのですよね。なんたって、プロのライターでニューヨーク・フィルの指揮者の名前を堂々と「ケント・ギルバート」(本当は「アラン・ギルバート」)と書くような人がいる世界ですからね。
 そのあとは、裏口を通って練習会場に向かいます。その途中で、この間撮った映画のセットの場所を、同じアングルで撮ってみました。
 この前のは、こちら(↓)です。
 練習では、肝心の指揮者が遅刻するというハプニングがありましたが、イタリア語と英語がまぜこぜになった情熱的な指揮ぶりで、彼がやりたいことがとてもストレートに伝わってくるものでした。ホールに反響版がついたら、なんだか声が全然違って聞こえてきましたよ。それは、指揮者の指示で、男声が女声の後ろに立つようになったからかもしれませんが。
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by jurassic_oyaji | 2015-02-14 22:21 | Comments(0)