この間、私のフルートが拉致されてしまいました。行方も分からず途方に暮れていると、きのう一本の電話が。・・・
「フルートの修理が終わったんですが、配達の時間指定はいかがいたしましょう?」
そうでした。てっきり身代金を要求する電話だと思ったら、この間の日曜日にメーカーのクリニックに見せに行ったら、そこでは直せないと東京まで持って行ってあったんですね。調子が悪かったのは、足部管のジョイント。去年東京まで行ってリペアをしてもらった時に、前よりもかなりユルくなっていたので、直してもらおうと思っていたんですよね。そういう事情ですから、当然身代金(修理費)は要求されませんでした。
それが、今日の午前中に届きました。こんな大きな箱に入って。
開けてみると、中は緩衝材でいっぱい、それに埋もれてフルートのケースが隠れていました。
引っ張り出すと、ケースの周りには緩衝材が静電気でくっついていましたよ。こんなに厳重にしなくてもいいのに。
ジョイントの具合はすっかり良くなりました。この間の練習ではしばらく使っていなかったムラマツを吹いたら、もうすっかりシグネチャーに慣れた体には、結構抵抗がありましたね。これで、演奏会は安心です。
最近の暖かさですっかり社内の雪も融けたので、少し体を動かしてみようと竹藪の手入れをやってみました。
こんな風に古くなった竹が立ち枯れになっているので、これを取り除く作業です。こうなる前に竹を間引いておけばよかったのですが、なかなか手が付けられなくて(業者も、なかなか忙しくてやってくれません)、結局ここまでなってしまいました。完全に枯れているのは、ちょっと引っ張れば抜けてくるのですが、そうでないのは根元からチェーンソーで切り取ります。何しろ長さがハンパではないので、切ったものを一旦平らな所に置いて、適当なところで切って先にある枝を鉈で払い、幹はさらに短く切って積み上げます。
こんな感じで、それぞれのパーツを分けて、処分しやすいようにしておきます。これを5本もやったらクタクタになってしまうので、それが1日の作業の限界、ここに転がっている長い竹は、またこの次にチェーンソーで切ることになります。
でも、3日ぐらいこれを続けたら、枯れた竹はほとんどなくなりましたね。あと一歩、今年の「たけのこ掘りたいかい?」までには、全部処理しようと思っているのですが、時間が取れるかどうかがネックです。
地面からは、ふきのとうが顔を出していましたね。春はもうすぐです。