おやぢの部屋2
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「かいほうげん」の版下が完成。
 この間書いた「カルメン」のアルコア版が届くのが思いのほか早かったので、新しい「かいほうげん」を来週発行することになりました。と、なんだか「風が吹けば桶屋がもうかる」みたいなロジックですが、要するにこれが届いたことによって、いずれは書いてみようと思っていたネタがすぐに出来そうな気がしたからです。それさえあれば、チビチビと溜まっていたトピックスを集めて1号作ることができますからね。
 とりあえず載せるべきネタを集めてページ割をしてみると(この時点では実際のページは全くできていません)、「カルメン」関係には3ページ使えることがわかりました。それだったら、原稿は2000字ぐらい書いておけば、あとは画像で埋めて作れそうです。書くことは大体決まっていますから、まあ半日あれば完成するでしょう。ですから、それまでの残りのページを作ってしまえば、楽々来週の練習には間に合います。
 ほぼ予定通りに、指揮練(+宴会)の写真とか、毎回やっている団員の自己紹介などを仕上げます。思惑通りちょうど残りが3ページになったので、おもむろに原稿の執筆に取り掛かりましょう。しかし、その時点でもはや職場での仕事ができる時間はほとんどなくなっていました。まだ時間はたっぷりあると思って、ほかの仕事をやっていたら、そんなことになってしまったのですね。その日はお通夜に行かなければならなかったので、5時前には自宅に帰っていなければいけないのでした。仕方がないので、そこまでできた分をフォルダーごと持って帰ることにしました。
 その晩と、土曜日の午前中いっぱいを使って、ようやくその3ページ分のファイルは出来上がりました。説明のために、アナリーゼではありませんが曲の構成を比較する図を作るのに、意外と手間取ってしまったのですね。自宅の新しいPCには「Word 2013」が入っていたので、何かと使い勝手が違っていて、それに慣れるまで時間がかかってしまったというか。
 いずれにしても、そんな感じでそれぞれ1ページから3ページ分のファイルが揃ったので、それを16ページのフルサイズのファイルにまとめることにしました。今回の最新号関係のファイルはすべて同じフォルダーに入っていますから、これは簡単な作業・・・のはずでした。ところが、1ページ目からつなぎ始めていくと、12ページから始まるはずのファイルが見当たりません。確かにフォルダーを丸ごとコピーしたのに、なぜ入っていないのでしょう。一つ思い当たることはありました。こういう連載物(これは、末廣さんの雑誌の連載記事)は、前の号で作ったファイルをそのままテキストだけ差し替えて次の号に使っているのですが、その保存をするときにファイル名は変えないで保存先のフォルダーだけ別にするというやり方を取っています。ですから、その時に間違って今回のフォルダーではないところに保存してしまった可能性があるのですよ。いや、最悪の場合、元のフォルダーに、そのまま上書きされて保存してしまったということもあり得ます。
 ですから、今日「ヴァチカン」の練習に行く前に職場に寄ってPCの中を見てみたら、やはり新しい文書が元のフォルダーに上書きされていました。まあ、「かいほうげん」の全ファイルはバックアップがありますから、それは後で入れ替えることにして、そのファイルだけを自宅に持ち帰り、やっと16ページのファイルを完成させることができました。いろんなことがあるものですね。
「かいほうげん」の版下が完成。_c0039487_17393803.jpg
 それはそうと、今朝の「題名のない音楽会」で、震災がらみで盛岡で収録したものが放送されていましたが、そこで冨田勲のちょっと前の新作が演奏されているのを聴いたら、ラフマニノフの交響曲第2番の第3楽章のテーマと全く同じもの(キーは違うかもしれません)が聴こえてきたのにはびっくりしてしまいました。何かの引用ではなく、大真面目にオリジナルのつもりだったので、とても悲しくなりましたね。冨田自身も出てきましたが、かつての精悍さは全くうかがえないただの年寄りでした。こんな風にはなりたくないものです。それと、これの指揮をした佐渡裕は何の抵抗もなかったのでしょうか。この人の音楽家としての良心を疑うようなことに、またお目にかかれるとは。
by jurassic_oyaji | 2015-03-08 22:39 | 禁断 | Comments(0)