おやぢの部屋2
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ブックス湘南閉店
 この間までは「カルメン」と格闘していました。いや、前から欲しかった楽譜を手に入れたら、いろいろ面白いことが見つかったので、それを「かいほうげん」用に読み物としてまとめていただけのことですけどね。別にネタを探しながら生活しているわけではないのですが、こんな風にちょっとしたことで深く追求してみたいことが出てくると、結果が出るまでとことん調べまわる、というのがなかば習慣と化しているみたいです。
 それは、1日おきに書いている新譜CDのレビューでも同じことで、普通は1回聴いたらば、1時間ぐらいあれば原稿は出来上がってしまうぐらいのノリで書いているのですが、たまに、資料を集めてとことん読み込まないとできあがらないないような面倒くさいものにぶつかったりすることもありますね。きのう聴いていたCDが、そんなものでした。全く初めて聴く曲だったので、まずは参考のために一番身近な「帯原稿」を読んでみますが、それがかなりいい加減なものであることはすぐにわかりました。それは「受難オラトリオ」というジャンルの作品だったのですが、まずはそのジャンルそのものに対する説明がいい加減、時代的な認識にまるで欠けています。それと、そのオラトリオの歌詞を作った人に関する説明も、えらく抽象的です。さらに、音楽に対する説明もただの「感想文」で、何の役にも立ちません。こんなものは使えないと、ネットを検索してみても、出てくるのは代理店から販売店に送られた、その帯原稿と同じ文章ですから、何の意味もありません。というか、たとえば「使われている詩は聖書のものではなく、カール・ヴィルヘルム・ラムラーの詩という点でも独創的」という、もう腹が立ってしまうようなフレーズがあちこちからネズミ講のように出てくるのですから、もう気が滅入ってしまいます。
 ところが、これは手元に格好の資料があったことに気づきました。もう15年ぐらい前に聴いたこの詩人が作ったテキストに別の作曲家が曲を付けた受難オラトリオのCDを引っ張り出してみたら、そのブックレットに、そのあたりの経緯がとても詳細に記載されていたのですね。ただ、もちろん日本語ではないので全部読み通すのは大変でしたが、そのおかげでさっきの帯原稿なんかよりははるかに中身のある原稿が出来上がったのでは、という気がします。これは明日アップする予定、本当はその帯原稿の全文も一緒に載せようと思いましたが、もしそれを書いた人が読んだりしたら立ち直れないのでは、と思って、それはやめました。まあ、そこまで考えることもないのでしょうが、なんせネットですからね。
 そのネットの情報で、近所の本屋さんが閉店するというのが最近見つかりました。そこは商業施設が集まったエリアで、私のお気に入りの「味の民芸」(その後「むぎの里」と店名が変わります)といううどん屋さんもあったのですが、そこが震災で被害が大きくて閉店した後建物も取り壊され、更地のままになっていたので、なんか変だな、とは思っていたら、そんなことになっていました。ということは、やはりエリア内のファミレスも閉店になるのかな、と、今日の合唱の練習が終わってから愚妻と行ってみました。そうしたら、やはりこんな案内が貼ってありましたよ。
 窓際の席に座ったら、向かいにあるその本屋さんも見えたので、一緒に写真を撮ってみました。看板に「本」の文字があるのが・・・わからないか。
 この本屋さんも、ひところはマンガが充実していたのでよく来たことがありますが、こういう「ちゃんとした」本屋さんがなくなってしまうのはさびしいですね。跡地は再開発されるのだそうですが、いったい何ができるのでしょう。かなり広い敷地なので、コンサートホールなんかが出来たらすごいのですが、それはあり得ませんね。
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by jurassic_oyaji | 2015-03-14 21:56 | 禁断 | Comments(0)