おやぢの部屋2
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来春の指揮者は篠崎靖男さんに決定!
 きのうの「禁断」は、お分かりのように「エイプリル・フール」ネタでした。あまりこういうことはやらないのですが、なにか「降りてくる」ものがあったものですから。ですから、当然あそこに書いたことは真っ赤なウソですので、間違ってもサンプラザなんかには行かないでくださいね。
 そして、これも異例ですが、2日連続の「禁断」です。ぜひとも今日書いておきたかったもので。それは、来年春の定期演奏会、つまり、次の次の演奏会の指揮者が篠崎靖男さんに決まったというニュースです。
 普通の指揮者でしたら、別になんということはないのですが、今回は特別。なんたって、16年越しのラブコールが成就したんですからね。そんな前に篠崎さんがニューフィルにいらっしゃったのは、たまたま先に決まっていたチェロのソリストの知り合いだったから、というだけでした。当然誰も知りません。写真を見るとまるで仁王様みたいな顔ですから、どんだけおっかない人なのかと、ビクビクでした。
 でも、いざご本人が現れると、なんともあったか~い雰囲気で、とっても楽しい練習が始まりましたよ。終わってからの宴会も楽しかったですね。
 ちょうど演奏会のためのリハーサルが繰り返されている間を縫って、篠崎さんはフィンランドにシベリウス国際指揮者コンクールを受けにいってました。そして見事第2位を獲得されました。まさにニューフィルとの練習の間に、篠崎さんはワンランク上がってしまったんです。その時の審査員だったサロネンに認められて、当時サロネンが音楽監督だったLAフィルの副指揮者に就任しますが、その間になんと本番の指揮者の代役で定期演奏会で指揮をする、なんという大チャンスもつかんでしまいます。新装なったLAフィルの本拠地、ウォルト・ディズニー・コンサートホールでも完成早々コンサートを指揮なさいました。そんな折々の出来事を、篠崎さんは逐一私を通してニューフィルのみんなに伝えてくれていたのですよ。
 こんな感じで、毎年の「年賀状メール」も、ずっと続いて送られてきます。今まで色々な指揮者とご一緒させていただきましたが、こんなに一介のアマオケに気を使ってくれる指揮者の方なんて、いませんでしたよ。もちろんお世辞でしょうが、ことあるごとに「ニューフィルさんとのコンサートは忘れられません。ぜひもう一度一緒に音楽をしたいですね」と言ってもくれていましたしね。
 ですから、それを真に受けてまたニューフィルに来てもらいたいな、と思っているうちに、篠崎さんはどんどんステップアップして行ってしまいました。なんせ、本拠地をロンドンに移されてしまったので、おいそれと仙台のアマチュアが呼べるような指揮者ではなくなってしまったのですね。
 しかし、最近お子さんのことを考えて日本に家を手に入れたということを聞いて、少しは望みが出てきたかな、と思うようになりました。でも、前回は別の指揮者がもう当然という空気だったのでボツ、今回も、やっぱりお忙しそうな気がして私はエントリーしませんでした。指揮者の候補者を決める会議で、各パートからの希望を取りまとめても篠崎さんの名前はありませんでしたね。もうみんな忘れてしまっているのでしょう。と思ったら、出席出来なかったパートからのメールが団長のところに届いていて、そこには篠崎さんの名前があったのですね。それでその場にいた委員たちでほかの候補者も交えて決を取ったら、篠崎さんがトップになってしまいました。ですから、当然最初に交渉にあたることになったのですよ。それで、まず私が連絡を取ってみる、ということになったのですが、私は実現の可能性はないだろうと思っていました。あれだけ世界中で活躍されているのですから、気持ちはあっても時間を取ることはできないはずですからね。
 ところが、私が「お忙しいことは重々承知の上で・・・」とメールを送ったら、翌日にはもう返事が届きました。そこには「嬉しいメールありがとうございました」という書き出しで、ちゃんとご都合のいい日程まで書き込んでありましたよ。こちらこそ、うれしくてたまりませんでした。ただ、その時点ではまだ会場の確保が出来ていませんでした。1年前の月初めでないと、申し込めないんですよね。祈るような気持ちでその結果を待っていたら、夕べ団長から「無事会場が取れました」という連絡が入りました。これで決定です。篠崎さんが指揮をする仙台ニューフィルの第61回定期演奏会は、2016年4月24日(日)、東京エレクトロンホール宮城で開催されます。
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by jurassic_oyaji | 2015-04-02 21:35 | 禁断 | Comments(0)