おやぢの部屋2
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三舟シェフにひとめぼれ
 新しいカバンを買いました。いつも持って歩くやつです。私の場合、就職してもスーツとかとは無縁でしたから、財布なんかもポケットに入れずに、昔からショルダーバッグを使っていましたね。もう何十年も前ですから、かなり時代の先を行ってたな、と自負してるんですけどね。それからは、もう何個、いや何十個新しいショルダーを買ったことでしょう。しかし、気が付くと、いつの間にか世の中はショルダーであふれかえっていました。もう全く普通のアイテムという感じで、それこそどんな人でもこれを肩から下げているんですよね。どんなカバン屋さんに行っても、これは置いてありますしね。ある時、新幹線の中で大声でがなり立てながら缶ビールかなんかを飲んでいるあまり都会的ではない一団がいたので、ああいう人の仲間にだけはなりたくないな、と思っていたら、そのうちの一人がショルダーを斜め掛けしていたではありませんか。これでもう決定的です。もはやショルダーは都会的ではない人でも十分に釣りあいうるアイテムに成り下がっていたのですよ。
 実は、だいぶ前から、男性でもトートバッグをかっこよく持っている人には、ちょっと注目していました。少し大げさすぎるような気はしますが、あれだったらいっぱい物も入るし、何よりまだ実際にこれを肩にかけて颯爽と歩く男性の絶対数は少ないですからね。それと、最近はいつも持ち歩いているカメラも大きくなって、望遠レンズなんかを入れたら今のショルダーではパンパンになってしまっていましたから、もう少し大きなバッグはぜひとも必要でしたし。
 それから、あちこち探しまわって、こんなのを買ってきました。前にあるのが今までのショルダー、格段に収納は増えましたね。なんたって、A4の用紙をそのまま入れられますから。もう使い始めて1週間経ちますが、操作性も問題ありませんね。そういえば、本来女性の持ち物だったはずのショルダーも、この頃はあまり見かけないようになってません?その代わりに彼女たちが使い始めているのがトートバッグ、こんな使いやすいものを使わないのはもったいないですよね。
 このところ、このトートバッグに入っているのは、こんな文庫本です。
 この前一人で東京に行ったときに、新幹線の中で何か読んでいけるのはないかな、と、エキナカの本屋で表紙につられて買ったのが「タルト・タタン」でした。一応「ミステリー」と言ってますが、これがすごくおもしろかったんですよ。やたら専門用語が出てくるのに全く気にならないで、まずは人物描写が飛び切り素敵、そして、さりげなくミステリーの要素を絡ませるという、かなり高度なテクニックが使われています。それは一気に読んでしまって、続編があることを知って「ヴァン・ショー」も買いました。こちらは、さらに上を行く素晴らしさでした。全部短編ですが、最後の方では設定を変えてさらに深みが増しています。というか、とても巧妙に登場人物の素性が隠してあって、最後になって騙されたことに気づく、というとんでもないものもありましたからね。
 実は、この作家のほかのシリーズも、読み始めているところです。いずれ、トートバッグいっぱいに、いろんなジャンルの近藤史恵さんの文庫本があふれかえっていることでしょう。
 一つ、後悔していることがあります。ついうっかり、ネットで近藤さんの「近影」を拝見してしまったのですね。なぜ、二物を与えてくれなかったのかと天を呪ってしまいましたよ。でも、そんなことでテンションを下げていたのでは、せっかく見つけた宝物を楽しむことが出来なくなってしまいます。これは見なかったことにして、次は何を読もうかと、わくわくしているところです。
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by jurassic_oyaji | 2015-07-13 22:13 | 禁断 | Comments(0)