おやぢの部屋2
jurassic.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
iPhoneのシャッター音が消せないのは日本だけの仕様
 今使っているiPhone6sは、前の5cに比べると写真が格段にきれいに撮れるようになっています。つまり、それは、普通のデジカメよりもはるかにきれいだということ、以前使っていたコンパクトデジカメなんかをはるかにしのぐ画質なんですよね。ですから、ミラーレスには及びませんが、普段に使うには十分です。
 ただ、これの欠点は、普通のデジタルカメラでは消すことのできるシャッター音を、どんなことをやっても消すことが出来ないということです。このシャッター音というのはかなりどぎついもので、ミラーレスで機械的に発生するシャッター音よりもでかい音ですから、ちょっと困ることもあります。盗撮しようとしても、あまりに音が大きいので、すぐに見つかってしまう・・・いえっ、そんなことは絶対にしませんからね。そうではなく、ちょっと静かなところで使うと、他の人が一斉にこちらの方を見る、ということが起こってしまうんですよ。この間、オーディオの展示会に行った時に、試聴室の様子を写真に撮ってきましたが、あれは1枚撮るのが精いっぱいでした。みんな静かにスピーカーに向かって真剣に聴いている時に、このシャッター音はかなり異質ですからしっかり目立ってしまうんですよね。
 それがとても残念だったので、何とか音を出さずに撮る方法を見つけたいとネットで調べると、やはり同じように思っている人はたくさんいたようで、「シャッター音を消す方法はありませんか?」というような質問がたくさん見つかりました。それに対する回答として、確かに何種類かの方法が提案されていましたね。一番簡単なのは、スピーカーの穴を指でふさぐ、というやり方です。確かに、これで少しは音が小さくなりますが、こういう「肉体的」はやり方はあまりスマートではありません。そして、一般的なのが音を消す専門のアプリを使うというものでした。でも、これだとせっかくきれいな画質が損なわれそうな感じなので(本当はどうなのかは、わかりません)パスさせていただきます。結局、単純に音だけを消す方法はないということになりました。
 ところが、その中に「6sだったら、何もしなくても音が消せる」というのがありました。確かに、これは分かります。最初に6sで写真を撮った時に、シャッター音が全くしないのに驚いたことが、実はあったのでした。これは6sから加わった「Live Photos」という機能で、そのモードで撮影すると静止画ではなく動画が取れるのですよ。たった3秒ですが。動画なので、当然シャッター音なんかはしません。ただ、撮影が終わった時の「コロン」という軽い音がしますが、これはシャッター音に比べたらとても小さいものですから、ほとんど無視できます。この機能のメリットはと言えば、撮った写真をプレスすると3秒間だけ動いて見える、というくだらないものです。でも、確かにシャッター音はなくなりますから、これは使えますね。
 ただ、これは要は静止画と動画を同時に保存することになるので、普通の倍以上のメモリーを食うことになります。たくさん撮ったるするとバカにできない量になるので、できればシャッター音だけは消せるけど、動画は保存しない、あるいは簡単に削除できれば、それに越したことはありません。もちろん、iTunesにつないでファイルを削除するという原始的な手もありますが、やはりもっとスマートなものは・・・と思って探したら、やはりそういうアプリがちゃんとありました。
iPhoneのシャッター音が消せないのは日本だけの仕様_c0039487_10153132.jpg
 それは、「Lean」というアプリ。もちろん無料です。これを開くと、動画の付いた画像の一覧が出てきますから、それにチェックを入れてボタンを押せば、いっぺんで動画ファイルだけが削除されます。その時に「〇MBのファイルを削除しました」という表示も出てきます。これさえあれば、盗撮・・・ではなくて、例えば料理の写真なんかを周りの人に迷惑をかけずにバンバン撮ることが出来るようになるはずですよ。
by jurassic_oyaji | 2015-12-24 21:05 | 禁断 | Comments(0)