おやぢの部屋2
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ニコレはブーレーズの一つ下
 オーレル・ニコレが亡くなったそうですね。きのうのことのようで、Facebook経由でスイス放送の死亡記事が出回っていました。享年90歳と言いますから、まあ天寿を全うしたということでしょうか。今の段階ではまだネットではほとんど情報が見当たらない感じですが、検索している途中で、今度は小林道夫さんの訃報も見つけてしまいました。ニコレとはよくリサイタルや録音で共演されていたピアニスト、チェンバリストの方ですね。しかし、去年の6月に亡くなっていたのに全く気付かなかったとは・・・・と思ってよく調べてみたら、亡くなったのは同姓同名の哲学者の方でした。ピアニストの方はまだご存命でしたので、安心してください。
 もうしばらく前からニコレはほとんど引退状態にあったようで、私にとってはその存在自体も忘れかけていたようなものだったのですが、少し前にクリュイタンス指揮のベルリン・フィルの録音が初SACD化されて、その時にニコレが乗っている曲は他の曲のフルートパートとは全く違っていたことに改めて気づかされました。もうニコレの音は聴いてすぐ分かる芯のある格調高いものでした。さらに、最近ブーレーズが亡くなったことを知って、その時に聴いてみようと思ったのもニコレが録音していた「ソナチネ」でした。それはやはり、なにか予感のようなものがあったからなのでしょうか。
 生きているものは必ずいつかは亡くなってしまうものですが、道具や機械もそうですね。長く使っていれば必ず使えなくなるようになってしまうものです。職場のインクジェットプリンターが、そんなわけでついにお亡くなりになりました。封筒やはがきのあて名印刷には欠かせない「道具」でした。しかし、1回の印刷量は、1,000枚以上、はがきなどはそれを両面ですからその仕事量としては膨大なものがありました。いつもこんなに無理をかけて申し訳ないことだ、と思いながら使っていましたね。それでも、けなげに仕事は忠実にこなしてくれました。ただ、最近は印刷の精度は変わらないものの、そのほかのメカニックなところに老化、というようなものが目立つようになっていましたね。前だったらフィーダーに少し無理をしてたくさんはがきや封筒を詰め込んでも、嫌な顔一つせずに対応してくれていたものが、徐々に一度に入れられる量が限られてくるようになっていました。食が進まなくなっていたのでしょうか。
 そして、先週あたりからは、1枚入れただけで、それを印刷もせずにそのまま吐き出してしまう、というような症状が出るようになっていました。まあ、再度入れ直せばきちんと仕事はやってくれるのですが、その前後になんだか変な声を出していて、とても仕事を始めるのがつらそうな感じなんですよね。そうしたら、金曜日に往復はがきを何枚か印刷しなければならなくなったら、もう完全に受け付けなくなってしまいました。最後の力を振り絞って、なんとか2枚ぐらいは作ってくれたのですが、そのあとはもういくら励ましても身動き一つしなくなってしまったのです。
 これまで、よく頑張ってくれたね、と声をかけたものの、現実問題としてその日のうちにはがきを印刷しなければいけません。それで、急きょ○ズ電気まで行って、新しいのを買ってきました。今まで使ってたのと同じものはもちろんありませんが、最もシンプルなものだとたった7,500円で買えてしまうんですね。びっくりぽんです。それをさっそくPCにつないで、まずはインクを装填しますが、案の定それは新しいタイプのものに変わっていました。今まで何度か同じメーカーのプリンターを買い替えていましたが、一度として同じインクがそのまま使えたことはなかったのは、どういうことなのでしょう。
 さっそく、残ったはがきを印刷してみると、なんと言う速さ、あっという間に終わってしまいます。やはりこれが若さ、でしょうか。ところが、なんだか太字で書いた部分がまだインクが渇いていないような気がします。調べてみると、かなりのものが、その乾いてないまま重なってインクが裏面に移ったり、印刷がかすれたりしています。いくら若いと言っても、元気良すぎ。というか、往復はがきにはインクジェット対応がないので、仕方がないのかもしれませんね。幸い、少し多めに買っておいたので、何とか全部印刷し終わりました。
 そこで、初めて気が付いたのですが、このプリンターにはスキャナーもついていましたよ。でも、こんな値段なので、それはよくあるように同じ金型を流用した結果、ダミーのスキャナーがプリンターにもついてしまったのではないか、と思ってしまいました。でも、これがちゃんと動くんですよね。これだったら、今使っているスキャナーなんかなくても大丈夫かもしれません。そのスキャナーはたしか1万円以上しましたが、それでも買った時は「すごく安い」と思ったものでした。世の中、信じられないような進み方をしています。
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by jurassic_oyaji | 2016-01-30 21:42 | 禁断 | Comments(0)