おやぢの部屋2
jurassic.exblog.jp
ブログトップ
マーラーの交響曲第2番の楽譜の校訂もしています
 ニコレが亡くなったという知らせは、今日あたりの新聞に載るのではと思っていたのですが、ありませんでしたね。確かブーレーズの時にはすぐ載ったはずなのに、やはりオールラウンドでの知名度といったらまだまだだったのでしょうか。そういえば、ネットでも他の人に比べるとなにか盛り上がりに欠けていましたね。あ、「盛り上がる」というのは、不適切でした。これはもっと下衆野郎のためにとっておかなければ。
 でも、同じフルーティストでもランパルが亡くなった時には、もっと大騒ぎになったような気がしますが、そのランパルと同じぐらいの人気を誇っていたニコレがこういう扱いというのは、なんか不思議。でも、ジュリアス・ベイカーの時も新聞では見なかったような気はしますね。確かに、普通の音楽ファンでそんなにマニアックではない人でも「ランパル」は知っていますが、ニコレは知らない、という人は多いような気がします。というのも、親戚の人に「ランパルはいいですね」と言われて、この人がそんなことを言うなんて、と不思議に思ったことがありましたから、かなり広いところでの知名度があったのでしょうね、ランパルには。でも、ニコレの場合は、ついにそこまではいかなかったのでしょう。ベイカーに至ってはなおさらです。そもそも、ソロのフルーティストの名前なんか、普通は誰も知らないものですよ。もしこれから先、新聞にフルーティストの訃報が掲載されるとしたら、かなり先の話でしょうがゴールウェイぐらいしかいないのではないでしょうか。
 まあ、そもそもクラシック関係者で日本の新聞に死亡記事が載る人は、そんなに多くはないでしょうね。逆に、ブーレーズが亡くなった時にあれだけ大々的に取り上げられていたのがちょっと意外な気がしたぐらいです。ところで、ギルバート・キャプランが亡くなったのは、ご存知でしょうか。だれそれ?と思う人の方が多いかもしれませんが、クラシック・ファンでこの名前を知らない人はモグリです。
 父親は亡くなって、母親は行方不明という女性が「栞子」さんです。彼女の物語はやっぱり面白くて、もう4巻目まで行ってしまいました。ですから、それを読み終わる前に、と、きのう残りの5、6巻をAmazonに注文したら、6巻は在庫があったのに5巻だけは半月ぐらい待たないと発送できないようなことになっていました。在庫切れでもそんなには待たされないのに、まさか絶版?
 でも、ここまで読んできていきなり半月も待たされるのはちょっと困ってしまうので、それならこの本の1巻を買ったところに行ってみようと思いました。それは、タピオの中にある金港堂だったのですが、私が買った時には6巻全部が平積みになっていたので、まだ残っているはずですからね。そこで、ちょっと職場を抜け出して大急ぎで車を走らせると、15分ぐらいで着いてしまいましたね。いつもはお休みの日にしか行かないので結構渋滞していてそんなに早くは着かないのですが、平日だとこんなものなのでしょう。そしてお店の目指す棚のところに行ってみたら、確かに5巻はまだありました。しかし、他の巻はまだたくさん積んであったのに、それだけは最後の1冊だったんですよ。ということは、もう本屋さんにもなくなっている?
 ところで、今読んでいる4巻には、最初に地震の描写が出てくるんですね。でもそれは「余震」で、もう何ともなくなっているということになって、やおら回想で少し前にあった大地震のことが出てきます。もちろん、これは5年前の震災のことを、おそらくリアルタイムで書いていたものなのでしょう。この本の舞台は鎌倉ですが、そのあたりでもやはり本棚が傾いて中の本が全部ぶちまけられた、というようなことが起こっていたのですね。本当に、今となってはあんな大変なことが起こっていたなんてほとんど忘れかけていたものが、こんなところで思い出させてもらえるなんて、なんとなく安心しました。
[PR]
by jurassic_oyaji | 2016-02-01 22:19 | 禁断 | Comments(2)
Commented by ななしのごんべい at 2016-02-03 00:31 x
ギルバート・キャプランが亡くなったことは知りませんでした。合掌。
Commented by jurassic_oyaji at 2016-02-03 07:58
ななしのごんべいさん。
私も、他の人のブログで知ったんですけどね。