おやぢの部屋2
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転ばないようにだけ、気を付けました
 きのうの体験があまりにものすごかったので、今日一日はなんだか抜け殻のようになっていた私です。やらなければいけないことはたくさんあるのに、なんだかネットばかり見ている、みたいな。もちろん、きのうのコンサートがらみの検索です。
 そのうちに、おととい一緒の新幹線に乗っていて、飯田橋に行く途中のお茶の水での乗り換えで偶然声をかけられてびっくりした、日ごろお世話になっている仙台フィルのMさんから、Facebookの友達申請が届きました。いつかはこちらから勇気を出してお願いしようかと思っていたものが、先を越されてしまいました。もちろん即座に承認、そうしたら、コンサート関係の情報がどっさり届いてしまいましたよ。そうだったんだ、Mさんは駅で私と別れてあんなとこに行ってたんだ。
 実は、今回のコンサートではとことん演出にこだわって、様々な「道具」がスタッフによって用意されていました。どこから持ってきたんだろうと思うような「骸骨」とか古書とか。そして、我々男声合唱が歌う時には、ステージの前に山賊のたまり場を作り出したりしていました。そのために、ハシゴとか木箱とか酒瓶などが用意されていたんですね。それはかなりの量ですから、スタッフだけでは運びきれないものは、合唱団員が自ら運びます。私も、木箱担当になって、行きと帰りにあの重い箱をかついで、お客さんの前を走っていきましたよ(いや、本当はすごく軽いんですけどね)。ただ、やはりメインはスタッフの仕事、もうそういうことは日ごろやり慣れているような人ばかりです。ハシゴを持っていく人などは、風貌もまさに肉体労働者という、失礼を顧みずに言えば知性のかけらも感じられないような荒っぽいヒゲ面でしたね。そうだ、誰かに似ていると思ったら、なぎら健壱にそっくりだ。
 それで、歌っている時は気が付かなかったのですが、彼らは、ハシゴを運ぶだけではなく、それに乗った人が危なくないように下からそのハシゴを支えているんですよね。もちろん、これは出来るだけ目立たないようにしゃがんでいますから、その「なぎらさん」は体型からしてもうってつけ、ほとんどハシゴの一部と化していましたね。この、後ろ向きのちょっと小柄な方。
 でも、仙台フィルのスタッフって、確かにステマネなどをいつもやっているような人もいましたが、こんな荒っぽい仕事ができる人なんてほかにいましたっけ?あるいは、今回だけのために専門の人をわざわざ呼んできたとか。それにしてはチームワークも抜群だし、「日頃の仲間」感がたっぷりありましたから、それはないかな、とか。
 そんな、ちょっとしたモヤモヤ感は、そのFacebookへの書き込みで氷解することになります。そのハシゴを支えていた方は、この日のために山賊になり切ろうと、ずっとヒゲを伸ばし続けて本番に臨んでいたのだそうです。そして、ご本人が「ヒゲを剃ってさっぱりしました」みたいな書き込みをしていたのですね。それは、時折名前を拝見していたあの方ではありませんか。えーっ、ですよね。あの「なぎらさん」はM'さんだったなんて。いや、すごいものです。M'さんは、普段のお仕事とは正反対の姿に、見事に化けられていたんですね。頭が下がります。というか、そこまでスタッフを本気にさせてしまう仙台フィルって、すごいところなんですね。この驚きは、ひょっとしたらきのうのサントリーホールでの感動よりも大きかったかもしれません。
 それと、仙台での2日目に、山賊の「首領」の宮本さんが、「野郎ども、写真を撮ろうぜ」ということで彼のiPhoneで撮った写真も見ることが出来ました。こうなると、とても寄せ集めとは思えないような一体感がありますね。私たちもしっかり「化けて」いました。
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by jurassic_oyaji | 2016-04-18 21:48 | 禁断 | Comments(0)