おやぢの部屋2
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今年は雨が降りませんでした
 あさっては東京都の知事選挙なんですね。連日ニュースでは候補者たちの演説の様子が紹介されていますが、結局何のかんのと言っても最後は自分の名前を連呼するだけになってしまうのですから、いつまで経ってもこの世界には進歩というものがありません。でも、たとえば昔はなかったインターネットなどでは、今度はあからさまな他の候補に対する悪口雑言であふれかえっていますから、これも読むに堪えません。こんなに堂々と他の陣営を貶める文章ばかり垂れ流しているのですから、まさに無法地帯、こんなことをさせる候補者たちはそろいもそろって人間としての最低の資質に欠けているとしか思えません。そんな人の中の誰かが結局知事に収まるのですから、たまったものではありませんね。ま、私には何の関係もないよその世界の出来事です。
 同じ関係のない世界だったら、ウィーンあたりにでも行ってみたいものです。知人の中には夫婦そろってヨーロッパに行ってきたなんて人もいますから、ちょっと悔しくなりますが、テレビでだったら簡単にそこに行った気分になれます。
 それは、毎年今頃BSで放送されるウィーン・フィルの夏の野外フェス、広大なシェーンブルン宮殿の中でのコンサートです。なんたって、この映像ではオーケストラの演奏よりもまわりの風景を映している方がはるかに多いという構成ですから、最初のうちは抵抗がありましたが、今ではその方がこの広々とした景色が楽しめていいかな、と思うようになってきました。最後には花火まで上がりますからね。
 今年の指揮者は、セミヨン・ビシュコフ、ソリとしてラヴェック姉妹が出るので、その関係なのかもしれません。この人の顔を見ると、いつも「アナゴさん」を思い出してしょうがないのですが。
 この唇ですよね。ただ、このキャラは原作には登場してなくて、アニメででっち上げたものですから、そもそもわたし的には違和感がありました。正直、これは原作に対する侮辱です。いや、そもそもこのアニメ自体が原作とは全く無関係な駄作なんですけどね。
 いや、ウィーンから世田谷に話がとんでどうするのでしょう。ウィーン・フィルに戻すと、このコンサートの曲目は、ラヴェック姉妹がプーランクのコンチェルトをやるということしか知りませんでした。そこで、まずイントロとして「アルルの女」の「ファランドール」が始まったわけですが、そこでフルート・ソロが出てきたときにアップになったのがこの人でした。
 去年の「ニューイヤー・コンサート」でピッコロを吹いていた、おそらくウィーンフィルでは初めての女性の木管の正団員(今年はファゴットにも女性がいましたね)カリン・ボネッリが、なんと1番フルートを吹いていましたよ。いつの間に首席に昇格したのでしょう。
 ですから、この後コンチェルトが終わると今度はラヴェルの「ダフニスとクロエ」だ、とタイトルが出た時には、すごいことだと思ってしまいましたね。彼女が、あの大ソロを吹くのでしょうか。
 でも、始まったらそこにいたのはシュッツでした。当然ですね。前半はあまりソロはないので、かるくボネッリに任せて、ここで真打登場という感じなのでしょう。いやあ、このソロは素晴らしかったですね。私は、ウィーン・フィルの3人の首席奏者の中では、このシュッツが一番好きです。
 ボネッリ(確か、シュッツのお弟子さん)はこんな風に2番を吹いてました。ピッコロはブラインシュミット(これも素晴らしいソロでしたね)、アルトの人は良く見かけますが団員名簿にはありません。
 このシーンはエンディング近く、それこそ「ジュ・ドゥ・タンブル」がどこかにないかと画面を探し回りましたが、その姿を見つけることはできませんでした。音だけは派手に聴こえてくるのに。
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by jurassic_oyaji | 2016-07-29 21:01 | 禁断 | Comments(0)