おやぢの部屋2
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ちゃんとした外国のオケは、年に2、3回しか来ません
 とうとう12月に入ってしまいましたね。あとはもう一気に年末に向けてまっしぐら、ほんとに嫌になります。今年は不順なお天気のせいなのでしょうか、いつも今頃になると届く「喪中」のハガキが、いつになく多いような気がします。やっぱり、サントリーホールで隣の隣に座っていた妙齢のご婦人も、今年はそんなハガキを出すのでしょうか(いや、本当に亡くなったかどうかは・・・)。
 そのサントリーホールのネタで、今月の「コラム」はまとめてみました。タイトルは「ジュラシック・クローク」です。「-ク」が元ネタと一緒ですから、かなり精度の高い作品なのではないでしょうか。もう300個近く作っているのに、まだこんなちゃんとしたのが残っているのがすごいですよね。
 最初は、あの巨大なクロークのことだけを書こうと思っていて、いったい幾つぐらいの棚が並んでいるのか調べてみました。私の記憶では10列ぐらいあったような感じでしたけどね。そこで、画像を検索してみたら、おあつらえのものが見つかりました。

 左の端が「A」であることは上の写真で分かりますから、右端のアルファベットが何かが分かれば、数は分かります。下の写真とあわせると、それは「H」のようですね。その先の斜めになっている部分は2階席への階段ですから、それ以上先にクロークがあるはずはありません。つまり、棚は8列あることになります。10列というわけにはいきませんでしたが、やはりかなりの数が用意されていたのですね。
 そこで上の写真のように、「A」から「H」まで8つの文字が並んでいるのを見ていると、なんだかそこに意味があるような気になってきました。そう、これはまさにドイツ語の音名そのものではありませんか。さすがサントリーホール。これは絶対に狙ってやったことに違いありません。ここでコートや荷物を預けると、番号札が渡されますが、そこには「A-21」みたいに、その棚のアルファベットが付いていますから、受け取るときにも迷わないのですね。
 ただ、そこのおねえさんたちは、例えば「E」の係りの人だと「『イー』の番号札をお持ちの方はこちらです」とか言って案内していますが、本当は「『エー』の番号札」と言わなければいけないんですよね。ただ、そうすると、「H」のおねえさんと「G」のおねえさんが案内するのがちょっとずれたりすると「『ハーゲー』の方」なんて聞こえるかもしれませんね。だから、今のところは英語で言っているのでしょう。
 そんなこだわりのあるホールですから、噂には聞いてはいたものの、実際に開場になった時に出てきたホールの係員が燕尾服を着ているのを見た時には、驚きましたね。まるで最高級のホテルにでも入るような気分になってしまいました。実は、4月にこのホールで歌った時にも、そんな格式の高さを思わせられるようなことがありました。我々合唱団員はちゃんとした楽屋なんかには入れずに、「リハーサル室」という名の大部屋に押し込められていました。男子も女子もおんなじ部屋で、真ん中を衝立で仕切ってその陰で着替えるようなところでした。そこは、2階のロビーの外側にあったので、そこからはいったんロビーに出れば客席に行けるようになっています。それで、みんなかわるがわるオルガンの前のP席あたりに行って写真を撮ったりしていたのですが、そこで声だしが始まる前に、事務局のGさんから、「絨毯の上は歩かないでください」と叱られてしまいました。というか、そういうクレームがホール側からあったそうで、お客さんが入る前に絨毯の毛並みが乱れているのは許されないことなのだそうですよ。そこまで気を使っているのですから、これはホテル以上の気の使い方なのではないでしょうか。
 そんなことを言われてしまえば、我々田舎者は黙って従うしかありません。なんせ、仙台のさるホールでは、かなり長い間絨毯に大きなシミが付いていたのを全く気にかけずに放置していたぐらいですからね。それと、サントリーホールでは楽屋のトイレにもちゃんとウォシュレットが付いていましたから、当然ロビーのトイレにもついているのでしょうが、仙台のホールで、例えばオーケストラが定期演奏会を開くようなところでも、いまだに付いていませんし、下手をすると和式トイレだったりしますからね。まあ、そもそもちゃんとした音楽ホールがないんですから、仕方がありません。「サントリーホールより立派なホールを作ってやる」ぐらいの意気込みのある人は、仙台にはいないのでしょうかねえ。川崎市にはミューザが出来たために、大物指揮者直々にコンサート会場として希望していたりするそうです。ヤンソンスもそうでした。仙台は、その点では川崎にさえ負けてます。情けない。
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by jurassic_oyaji | 2016-12-02 21:37 | 禁断 | Comments(3)
Commented by Hippo at 2016-12-03 09:09 x
おはようございます。

だいぶ昔のことですが、東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」に娘と通っていました。
年間会員イベントに「レセプショニストになってみよう」があり、小学生の娘が参加。

親としては体験コーナーみたいなものと気楽に構えていたのですが、なんのなんの、かなり厳しく指導されていて、おどろきました。サントリーホールのクォリティを子供相手でも求める姿勢。

また、指導が厳しくもエレガントで、正直参った記憶があります。

舞台上でアナウンスもしました。サントリーホールの舞台に乗ったことがあるのは、うちでは娘だけです(笑)。
Commented by jurassic_oyaji at 2016-12-03 10:14
Hippo様、コメントありがとうございます。
娘さんは貴重な体験をなさったのですね。
Commented by pomerium at 2016-12-06 19:55
コレギウム1704で検索いたしました。

素敵なオペラを紹介しますね。

金襴の衣装・楽しい踊り・きらびやかな吹奏楽
歌手が舞台前面でずらっと並んでいてお目々がバッチ合います。
https://www.youtube.com/watch?v=Dl1RK8-5G_c