WOWOWで「もう」あの映画をやってました。ついこの間、この地方ではかなり評判になった映画です。
なんせ、すぐ近くの町がモデル、というか、実際にあったと言われる話が元になっていますから、盛り上がるのは当たり前でしたね。私も、機会があったら映画館で見てみたいと思っていましたからね。でも、それをBSで見てしまったら、映画館に行かなくてよかったな、と思ってしまいました。
とにかく、お話自体は面白いはずなのに、それが画面からは全然伝わってこないのですよ。あまりにも「いい人」しか出てこないとか、予定調和があまりにも多いとか、ドラマとしての盛り上がりがほとんど感じられませんでしたね。なんか、話題性だけ先走りして、肝心のことが何もできてないな、という感じです。
でも、羽生クンはよかったですね。あんなにセリフや芝居があったのに、全然見劣りがしませんでした。というか、まわりの「プロ」があまりにふがいないのでこんなシロートがかえって素敵に見えてしまったのでしょうね。本間ちゃんも出ていたらしいのですが、こちらは全く気づきませんでした。
こちらの録画を見ていたら、11時を過ぎていました。しまった、達郎の番組があったんだ。と、あわててラジコを立ち上げてみると、そんな番組はやっていないような感じでした。
確かに、先週この時間に「夜」の「サンデーソングブック」をやります、という予告があったはずなのに、と思って聴き始めると、それは確かに、その時に予告していたような怪しげな音楽でした。プレイリストを開くと、「鈴木敏夫」とか「ジブリ」とは全く無縁なタイトルですから、これはダミーだったのでしょうね。なんせ、タイムフリーもやらないということでしたから、あくまで「深夜」にリアルタイムで聴くしかないのでした。
その曲目の、ラジコでの表示がこちらです。
機会があったら、検索してみたらいいんじゃないでしょうか。「ピエール~」なんて、まさに「R-18」ですね。そう、これは、達郎の番組でたまにやっている「珍盤奇盤特集」の、「深夜放送」バージョンだったのですよ。ですから、もちろんタイムフリーなんかにできるわけはありませんね。
でも、まあ、これは言ってみれば中学生レベルの楽しみ、という感じはしませんか?いい大人がこんなものでニヤニヤしているなんて、ただのえろおやじですよ。私だって嫌いじゃありませんが、正直途中で飽きてしまい、最後まで聴かないで寝てしまいましたからね。夕べの映画とラジオは、どちらも中身の薄いものでした。