おやぢの部屋2
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帰りの新幹線に乗ったら、大雨が降りだしました
 シアター・オーブの「ウェストサイド・ストーリー」、行ってきました。今回は、せっかく行くのだからと、他の用事も詰め込んであります。まずは、上野の国立西洋美術館で開催中のアルチンボルド展、そして、銀座のヤマハです。ヤマハは、来年春の曲目が決まったので、そのスコアを入手しようと思ったら、アマゾンでは2週間待ち、アカデミアでは在庫なしだったので、ダメモトでヤマハに聞いてみたら2冊在庫があるというので取り置きにしてもらっていたものの受け取りです。さらに、愚妻も一緒に行くのですが、そちらはさるブランドのお店が有楽町にあるので、そこにも連れて行ってほしいというリクエストもありました。これを全部回るために、私は分刻みのスケジュール表まで作ってしまいましたよ。
 シアター・オーブは、前もって調べてあったので渋谷駅から迷わずに行けました。あまり前評判が良くなかったようなのに、客席は満席、宣伝の効果でしょうか。私が取ったのは2階席の最前列だったのですが、これがステージからそんなに遠くなく、しかも、手すりが全く視界に入らないというありがたい設計でした。ただ、音響も照明も装置もとても素敵だったのに、肝心のカンパニーのお粗末なこと。ダンスの切れは悪いし、歌は下手だし(マリア役の人など、ほとんどオンチです)、芝居の勘所がほとんど決まっていないしと、全くいいところがありません。こうして比べてみると、劇団四季のレベルがいかに高いものであるかが分かります。
 さらに、生オケが入っていたのはありがたかったのですが、これが「本場」の人と日本から加わっているメンバーの混成チームで、なんとも危なっかしい演奏なんですね。リズムのノリは悪いわ、ブラスのアインザッツは合わないわ、テンポがとてもだらしないわと、眠気を催すほどのひどさです。最後の最後、絶対にはずしてはいけない音を当てられなかったトランペット奏者は、プロとは言えません。ほんの小遣い稼ぎに日本にやってきたのでは、と思えるような志の低さ、これでは劇団四季にさえも太刀打ちできなくて当たり前です。カーテンコールも、おざなりでしたしね。
 彼らは。ブロードウェイの引っ越し公演なんて言ってますが、実態はその程度のものだったのですね。まあ、そういうものを大々的な宣伝で持ち上げているというのが、東京の大劇場の商法なのでしょうが、そんなことがいつまでも続くわけがありませんよ。少なくとも、私はこんなものを見るためにわざわざ東京まで出かけるような無駄なことは、金輪際やるつもりはありません。
 それから上野まで行って、美術館の前に行ったら、チケット売り場の前が長蛇の列、これは全くの想定外でした。
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 30分ぐらい並ばないとチケットが買えないのでは、仙台に帰れなくなってしまいます。とりあえず中に入ったらグッズ売り場が展示の外にあったので、そこで図録だけ買って、今回はあきらめました。この売店の会計でも長蛇の列で、15分ぐらい並びましたからね。でも、9月までやってますから、今度はちゃんとチケットも入手しておいてゆっくり来ることにしましょう。
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 しかし、私がこの画家のことを知ったころには、マニア以外にはほとんど知られていなかったのに、こんなに人気が出ているなんて、なんだか複雑な思いです。
 そのあとは、有楽町まで愚妻を道案内した後、銀座のヤマハまで歩きました。途中に「ゴジラの像」がありましたね。
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 話を聞いたときには実物大だと思ったのに、こんなちっちゃなものだったとは。しかし、東京の暑さの中で地上を歩き回るのはとんでもない苦行です。ヤマハの帰りは、たまらず地下に降りて、地下鉄で東京駅まで行きました。涼しかったですね。
by jurassic_oyaji | 2017-07-16 22:56 | 禁断 | Comments(0)